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世界一幸せな国になった理由!ブータンから学ぶ無条件の幸せ

      2017/04/11

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みなさんはGNP(国民総生産)という言葉はよく聞くと思いますが、GNHという言葉はご存知ですか? GNHは「国民総幸福量」といい、国民の幸福度の指標となっているものです。つまりGNHが高ければ高いほど、国民の感じている幸福度が高いということです。

そして世界一GNHが高い国、すなわち世界一幸せな国がブータンなのです。では、なぜブータンが世界一幸せな国になりえたのか、それは私たち個人の幸福にとってどんな意味があるのか少し考えていきましょう。

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ブータンの国民が幸せな理由

GNHとはブータンが初めて提唱した指標です。普通、国民の豊かさを表す指標としては、GNP、GDPなどの経済的指標で表しますが、ブータンは物質的経済的な豊かさではなく、国民の幸福度そのものを高める必要があると思ったのです。

そこで国家が豊かになるよりも、国民の個々の家庭が豊かになるような施策を政府として取り組んでいったのです。つまり、物質的な繁栄を目指した産業の復興や近代化では、自然破壊を招くだけでなく、これまで培ってきた安定した伝統的な生活スタイルを崩しかねません。

経済的な反映のみに固執すると家族との大切な時間を失ったり、自然と触れ合うことも少なくなり、過度のストレスも負うことになりやがて健康も害することになります。だから産業や経済に主眼を置くのではなくて、国民の健康と幸福を基準に政策が実行されているのです。

ブータンの国民が幸福になるための政策

ブータンの国民の90%は農民として、ほぼ自給自足といってもいいほどの生活をしています。もちろん作物のほとんどが無農薬になっています。ブータンでは物質的な豊かさよりも、健康や精神的な豊かさを重要視するのです。

ブータンの国民は先進国と比較したら、決して物質的には豊かとはいえませんが、教育費は無料でり、幼稚園の頃から英語教育も取り入れられ、国の将来をになう子供たちの教育に力を入れています。

それだけではありません。医療費も無料で都市部を除きますが水道代も無料になっています。まさに国民生活を最優先した政策になっているのです。
 

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大らかな国民性と仏教を背景にした価値観がある

ブータンはもともと仏教の国で、国民も仏教に根ざした価値観で生きてます。毎日自分ではなく、家族や友人など周りの人々の幸せを祈るような生活をしています。物事に執着しない、自然や環境をあるがままに受け入れて大らかに生きているのです。

ブータンの人々に「 幸せですか? 」と尋ねると、必ずと言っていいほど「 幸せです 」と答えるそうです。 そしてその理由を聞くと「 今日は家族と美味しいご飯が食べられた。」とかいうほんとうに些細な幸せの理由が帰ってきます。

彼らは何気ない日常の生活を十分幸せを感じることができるのです。 現在のあるがままの状態を全て受け入れて、幸福を感じることが出来るのです。

 

幸せに条件はいらない_自分の心が決める

現在の日本に生きる私たちは、幸福に多くの条件を持ち込みますよね。「 お金がたくさんなければ幸せにはなれない 」「 マイホームなければ幸せではない 」「 いい仕事に就けないから不幸せ 」とか。

人によってそれぞれ違いますが、多くの条件をクリアーしなければ幸せになれないと思ってしまっているのです。ブータンの人々は、幸せになるために条件を持ち込みません。 現在のありのままの自分を受け入れたうえで、健康で家族や友人たちと楽しく過ごせれば、どんな日常であっても幸福と感じることができるのです。

現代社会で生きる私たちは、複雑な社会構造とストレスの中で生きるうちに幸福に多くの条件を持ちすぎてしまいました。ほんとうはブータンの人たちのように、幸福になるためには何の条件もいらないのです。

ただ、あるがままの自分を受け入れて、幸せであることを自覚すればよいのです。幸せを決めるのはお金や財産ではありません。もちろん条件もいりません。唯一幸せを決めるのは自分の心だけなのです。

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 - 幸福論