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完全に自分を受け入れることで道は開ける!『自己受容と自己承認』

      2017/04/11

jikoyouninn

人生の苦しみのほとんどは人間関係から発生する悩みです。そして私が考える第一の原因は、「自分を受け容れる」ことができない心の状態にあることです。

自分自身とうまく整合性が取れていない人が、他人との円滑な人間関係が構築できるはずがないからです。自己を受け容れられない状態は自己否定の状態であり、人間関係はもとよりあらゆる社会活動にもネガティブな影響を落とします。

自己否定における最悪の結果は自殺です。これは自分を受け入れられない状態がいかに精神的に良くない状態であることを物語っています。今日は、「自分を受け容れる」ことがいかに重要であり、そこから道は開けるというお話です。

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自己受容からの自己承認からの自己実現へ

「自分を受け容れる」ことを「自己受容」といいます。自己受容は自己を開放するための1丁目1番地です。全てがここから始まり、全てがここに完結するといっても過言ではありません。それほど重要なのです。何故なら自己受容ができている人は、自分自身を認めることができます。これを「自己承認」と言います。

自己承認している人にはネガティブな感情は生れません。生まれるのはポジティブな感情のみです。ポジテイブな感情は前向きな行動を生み、それによって自己実現に向かうことができるのです。

<自己受容している人のプラス連鎖の流れ>

① 自分自身を受け容れる(自己受容)

② 自分自身を認める(自己承認)

③ ポジテイブ感情が生まれる

④ 前向きな行動ができる

⑤ 自己実現に向かう

「自己受容」ができない状態を続けてはいけない理由

自分を受け容れることが出来ない、つまり自己受容ができない状態をつづけることがいかにリスクがあるのかをここで説明します。

世界で一番嫌いな人が自分になる

自己受容ができていないと、自己嫌悪が生れます。自己嫌悪を感じているときは、自分のことが嫌いになります。この自己嫌悪が長期間にわたり連続して感じていると、ほとほと自分のことが嫌いになり、やがては自分が世界で一番きらいなやつになります。

嫌いな自分を否定する(自己否定)

自分のことが嫌いでも、その自分から逃げることはできません。そこで自分を否定しようと自分を責め続けることになります。自己否定が癖づいてしまっている人は、まるで口癖のように自己否定の言葉が頭にうかんでは口に出ます。

<自己否定の口癖>

「どうせ、私には出来ないに決まっている」
「私は、やる気のない人間だ」
「私は、ゴミくず同然の人間だ」
「私を好きになってくれる人などいない」
「私は無力で価値のない人間だ」

このように自己否定の言葉が、常に頭の中を支配するようになることは、大変に怖いことです。なぜならその恐ろしい暗示効果で、その言葉通りの人間になってしまうからです。

原理は催眠術といっしょです。自己否定の言葉を繰り返すことで、暗示は強化されてどんどん自分を卑下していきます。そしてダメな自分という気持ちが強固になってしまいます。

ここから抜け出さないと、その過度のストレスの結果として精神的な健康を損ねていきます。うつ病や神経症を発症するリスクが危険水域に達してしまうことになります。そして最悪としての結果が自殺になります。

世界保健機構(WHO)の統計によると、世界の自殺者数は年間80万人にも上ります。そして、その中でうつ病を患っていた人は30%に上ります。うつ病は完全に自己否定の結果です。恐ろしいですよね。ですから、なんとしても自己否定の泥沼から抜け出さなければならないのです。

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完全に自分を受け容れるにはどうしたらよいか「自己受容」

自己受容をするには、あるがままの全ての自分を受け容れることです。しかし、これは理屈では分かっていても、かなり難しいことです。自分の長所や得意な部分は素直に受け入れることは出来ますが、どうしても劣等感のもとになっているような自分の嫌い部分については受け入れがたいものです。そこで自分を受け容れるために必要なポイントとなる私の考えを紹介しますね。

人と比較しない

そもそも1人の人間は遺伝、生まれた環境、成長の過程などバラバラです。それゆえに外見も長所も短所も、得意、不得意も全て違っていて当然です。ですから他人と比較するのはナンセンスであり、人それぞれの現在の状態がスタートラインです。

そしてそれぞれのスタートラインから、一歩ずつ自分だけのレーン(道)を前をむいて走っていきましょう。隣のレーンではなく、自分のレーンです。人と比較しない心が育てば自分を受け容れることが出来るでしょう。

自分の弱さを認めるには人に見せる

自己受容をするには、自分の劣等感の原因となっている自分の弱さを許すこと、認めることが必要です。そのことにどうしても抵抗を覚えて出来ない場合は、たった一つでいいので自分の弱点を人に見せましょう。

自己受容が出来ていない人は、自分の弱点を人に知られるのが怖くて、ひた隠しにしている場合があります。自己受容している人は、自分の弱さを躊躇なくさらけ出して、あっけらかんとしています。

人に見られても気にしないのは、自分を受け容れているからです。自己受容できない人は勇気をもって一つだけ、弱さをカミングアウトしましょう。それをきっかけに自己受容のスイッチが入る期待大ですよ。

インナーチャイルドを癒す。

もう一つ自己受容をしていくための、強力な手段として、自分のインナーチャイルドを癒すという方法があります。インナーチャイルドとは、自分の潜在意識の中にいる根源的な自分です。私たちの行動はこのインナーチャイルドの支配下にあります。自分の意識で思っていても、その通りに自分が動けないのは、インナーチャイルドに拒絶されているからです。

よく言う「わかっちゃいるけど、やめられない」状態です。そして私たちが自己否定する対象となる自分が、このインナーチャイルドなのです。インナーチャイルドは意識が攻め続けることによって、疲弊しきっています。

ですから、このインナーチャイルドを責めるのを止めて、逆に癒すことによって自己受容が可能になるのです。インナーチャイルドを癒す方法は簡単です。インナーチャイルドに対して心から今まで責め続けたことを誤るのです。そしてこれからはインナーチャイルドを愛していくことを誓うのです。

具体的には心の中で、次の言葉を唱えましょう。

<インナーチャイルドを癒す言葉>

「いままで、あなたのことを責め続けてしまったことを許してください。」
「いままで、あなたに対して心無い言葉を言い続けたことをお許しください。」
「わたしが、間違っていました」
「これからは、あなたをずっと大切にしていきます。」
「あなたが苦しまないようにお守りいたします。」
「あなたをずっと愛し続けます。」

この言葉を時間が空いた時に、心がネガティブな感情に支配されそうになったら、こころの中で唱えましょう。つづけることによって、あなたとインナーチャイルドの関係が改善されます。その時にあなたは、完全に自分を受け容れることができているでしょう。そしてあなたの前に道が開けて行くのです。

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