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空気が読めない人は心が妄想しているから!今ここに生きることで解決できる

      2017/04/11

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その場の空気を読めないと恥をかいたり、馬鹿にされたりして嫌な思いをします。また、そのことを大きな悩みとして受け止めている人も多いでしょう。今回はなぜ「空気が読めない」のか、その原因と対策を仏教的な見地から考えて見たいと思います。

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空気が読めない原因は心が妄想しているから!

上座仏教の僧侶であるアルボムッレ・スマナサーラ長老は、ご自身の著作「ブッダの教え一日一話」の中で、空気が読めない人は妄想していることが原因であると説明しています。仏教でいう妄想とは、精神医学でいう妄想とは異なる意味で、健常者でも普通に考え巡らしているネガティブな思考の総称です。

具体的には過去の後悔や未来の不安、考えても仕方がない悩みや思考、意味のない空想などでを思いめぐらすことです。これらの妄想は私たちを幸福から遠ざけてしまう最大の原因です。そして空気が読めないその最大の原因もこの妄想にあるということなのです。

なぜ、心が妄想していると空気が読めないのか

空気を読むには、自分を含む周囲の人やその場の状況を的確にかつ客観的に把握していなければなりません。妄想をしている状態は本人の自覚があるなしに関わらず、心がその場にとどまらずに過去や未来に飛んだり、あるいはネガティブな感情に囚われたりしている状態なので、その場を正しく客観的に理解できる状態にありません。

そのためにその場に会わない会話をしたり、意味不明な会話をしたりして、周囲から引かれたり空気の読めない奴だと思われてしまうのです。よくある例としては、軽い冗談を本気にしてしまったり、本気で怒ってしまったり、質問の意味を誤解して珍回答をしたり、その場にそぐわない会話をしてしまうなどです。

これらは、全て妄想が原因になっているのですが、本人にはその自覚がないために空気の読めない自分をいつも責めてしまいます。それがさらに妄想を増やして空気の読めない自分を強固なものしてしまうのです。

<心が妄想している時のリスク>
1.心がその場に留まっていないために、周囲の状況を客観的に把握できない。
2.妄想に妨害されて周囲の人の会話を正しく理解できない。
3.正しく理解できないために、空気の読めない会話をして周囲から引かれる。

空気が読めるようにするには心を今に縛り付ける!(今に生きる)

空気が読めるようにするには、心の妄想を止めることです。そして心の妄想を止める最も効果的な方法が「今ここに生きる」ことです。目の前の今だけに集中して生きるようにすれば、こころが過去や未来に飛ぶこともありませんし、ネガティブな思考に縛られることもありません。

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まとめ

妄想をなくして生きることはブッダ(お釈迦様)の教えでもあります。いつでも妄想が全くない状態になることが「悟り」の状態でもあります。ブッダのような悟りの状態になるのは極めて難しいことですが、私たちでも努力次第で妄想を減らして行くことが可能です。そうなれば空気を読むどころか、大きく人格を成長させることができるでしょう。

最後にブッダが妄想を止めるための修行として実践していた瞑想法を現代にアレンジして考案された訓練法を紹介します。マインドフルネスという訓練法でこれを実践することにより、妄想を減らして今ここに集注して生きることができるようになります。是非、参考にしてください。

<マインドフルネスの実践方法を紹介している記事。>
どうしよう?どうする?と迷ったときに自分の心の声を聴く方法

今日の記事の参考文献
ブッダの教え 一日一話(アルボムッレ・スマナサーラ著)

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 - ブッダの教え(心理), 悩みの解決