kazuosite☆心理学から学ぶ人生のいろはにほへと

心理学は心の働きを分析する科学です。私たちの幸福も心の働きによって決まります。このサイトでは人生を楽しく幸せに生きるためのヒントになる心理学や哲学等の自己実現をテーマにお話しを紹介していきますね。

「~してくれない」という悩みは自分のことしか考えていない証拠

   

よく周りの人から耳に聞こえてくる悩みに、

私に対して何もしてくれない
私を大切にしてくれない
私の意見を聞いてくれない

という、「 〇〇してくれない 」という悩みがあります。 この悩みはよく聞かれるし、また、そのこと相談を受けることもよくあります。 よく冷静に考えてみれば自分自身にも心当たりがあるはずです。

しかしこういった悩みや考えは間違いであるとアドラー(アドラー心理学)は言います。

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自分のことしか考えられない人は幸福になれない

アドラーは次のように説明しています。

あなたのために他人がいるわけではない。
「〇〇してくれない」という悩みは
自分のことしか考えていない何よりの証拠である。
-------------人生に革命が起きる100の言葉(アルフレッド・アドラー)

このような思考の持ち主は、いつでも世界の中心は自分であるという考えに固執しています。 確かに誰もが人生の主人公であることは間違いありません。しかし、それは自分だけではなく世界の人々の全てが主人公なのです。

健全な思考の持ち主はそのことを自覚していて、自分だけではなく相手の幸福も願える余裕があります。 このようなライフスタイルの持ち主が幸福になることができるのです。

自分だけの幸福を願う人は必ずと言っていいほど苦しい人生になるでしょう。

恋愛においても同じことが言える

「 〇〇してくれない 」という思考は、恋愛関係においても暗い影を落とします。現在の日本では結婚しても3組に1組が離婚しています。 その離婚理由のほとんどが自分本位で相手のことを考えられないという思考が原因となっています。

まさに「 〇〇してくれない 」という強い思いが元凶になっているのです。

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すべての交友関係の悩みを解決する方法はWinWinの関係を構築すること

すべての人があなたの期待を満たすために生きているわけではありません。 それぞれが 自分のために生きようとしているのです。

そのことが分かっている健全な人は、相手が自分の期待とは違う行動をとったとしても 受け入れて認めることができます。そういう人が人や社会から信頼される人になれるのです。

もし、「 〇〇してくれない 」という不満が自分の頭の中をぎったら、 相手はいったい何を望んでいるのだろうと、 一歩引いて客観的に相手のことを考えてみましょう。

全ての人間関係は全体思考、 WinWinの関係を構築できれば解決できます。誤った思考パターンが元になっているライフスタイルはいつでも変えられます。

もしも、自分にも思い当たることがあるようでしたら、 思い切って「ライフスタイル」WinWinに変えていきましょう 。

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 - アドラー心理学, 人間関係, 悩みの解決