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心理学は心の働きを分析する科学です。私たちの幸福も心の働きによって決まります。このサイトでは人生を楽しく幸せに生きるためのヒントになる心理学や哲学等の自己実現をテーマにお話しを紹介していきますね。

なぜ私ばかりがこんな不幸な人生になるの!その責任は誰にあるのか

      2017/04/11

なぜなんだ、なぜ「私だけがこんな不幸な人生になるんだ?私の周りの人は幸せそうな人ばかりなのに、神様には公平性なんてこれぽっちもありはしないんだ」と感じているあなたにお話しがあります。厳しいようですが、不幸の原因は他者でもなく環境でもなく自分自身に責任があります。

しかし、自分自身に全責任があるからこそ、自分の力で幸福にもなれるのです。責任が自分以外にあるのなら、どうしようもできないからです。今日は、不幸から抜け出せないと思い悩んでいる方に少しでも勇気を提供できる記事が書ければ幸いです。

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不幸の原因を自分以外に求めるのは、逃げでしかない

不幸の原因を遺伝や生まれ育った環境や親の責任するのは簡単です。それによって自分の前に立ちはだかる困難に向き合わなくてすみます。これで苦しくつらい事におさらばです。つまり楽になるわけです。

しかし、これでは堕落はあっても成長はありません。結局、自分への劣等感でつぶれていく運命です。自分への責任回避は、あらゆるものからの逃げでしかないのです。

不幸の原因は育った環境のせいではない

不幸の原因や過ちを犯してしまった人の原因をその生い立ちに求めることが良くあります。例えば「両親に捨てられ、孤児院で育ち愛情に欠けている」とかです。たしかに人によって育った環境は違います。

そして、時には過酷な環境で人生を生きなければならない人もたくさんいます。しかし、同じような過酷な環境でも、そこから這い上がって成功する人も確実にいるのです。つまり環境的な不遇は、不利な要素にはなりますが、決定的な要因ではないのです。

生い立ちを変えることは不可能です。しかし、その人が自分の生い立ちをどうとらえ、どのように人生を切り開くかは本人次第なのです

不幸の原因は親の責任ではない

日本では、いくつになっても子供が何か問題を起こすと、親の教育の責任を問うような風潮があります。今、話題になっている俳優の高畑裕太被告と女優の高畑淳子さんの親子関係がそうですよね。芸能人とはいえ高畑被告は成人男子ですので、法的にも親には責任はありません。

ですから海外では高畑淳子さんの謝罪会見は違和感でしかないようです。それに高畑さんは、「自分では愛情をかけて精一杯育ててきたつもりです。」とインタビューで発言したように親子関係に大きな問題はないように見えます。親の教育が本人に影響があるのは確かですが、どう感じるかは本人に委ねられているのです。

暴力(DV)を受けながら育った子供が親になった時に必ずしも子供に暴力を振るうとは限りません。むしろ、絶対に同じ思いはさせたくないと深い愛情で育てる場合もあるのです。結局は、過去の忌まわしい経験をどうとらえるかにかかっているのです。

不幸の原因は遺伝のせいではない

不幸の原因を遺伝のせいにする場合があります。何らかの遺伝的要因で体などに不自由がありながら生まれた場合です。これは自分で望んでそう生まれたわけではないので、そのせいで不幸を感じるのは本人の問題ではないと思いがちです。

しかし、酷なようですが、このような場合にも本人の問題が問われるのです。例えば「五体不満足」の著者で有名な乙武洋匡さんは、先天性四肢切断という超過酷な障害を抱えて生まれましたが、障害を微塵も感じさせない程のパワフルな人生を送っています。

乙武さんだけでありません。障害を抱えながらリオのパラリンピックに向かう日本選手団の一人一人が障害に負けない勇者の集まりです。パラリンピックの名言で次のような有名な言葉があります。

「 ないものではなくあるものをどう使うか 」

なんてポジティブな言葉なんでしょう。「座右の銘」にしちゃいましょう。

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いかなる人も人生は自分で切り開いていける!

どんな人でもどんな環境にいる人でも、不幸になることも幸福になることもできるのです。すべての決定権は私たち自身に預けられているのです。

体力や才能は生まれつきでしかたないと思いがちですが、「努力する」才能はだれでも開発できます。才能の有無にこだわる人は、ありもしない奇跡を待ってるだけで何も動こうとはしないのです。

そのような考え方には輝しい未来はありません。現在のありのままの自分を全て受け入れたうえで、夢や目標に向かって即座に行動する人に神様は金メダルを与えてくれるのです。

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 - 幸福論, 悩みの解決