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心理学は心の働きを分析する科学です。私たちの幸福も心の働きによって決まります。このサイトでは人生を楽しく幸せに生きるためのヒントになる心理学や哲学等の自己実現をテーマにお話しを紹介していきますね。

キャンディー1つでやる気アップ!『いい気分』を作ってから始める

      2017/08/23

「キャンディー1つで、やる気がアップする!」って言ったら、あなたは信じますか? これは実験で検証された事実です。ちょっとした工夫でやる気やモチベーションはガラッと変わってきます。そのキーワードは『いい気分』を作ること。 今回はそんなモチベーションアップのお話です。

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人生を決定づける力はモチベーションである

「その気になれば何だって出来る!」と決意に燃えて努力をしても継続するのが難しい。 一時的にはやる気になってもすぐに飽きてしまいます。

決意は行動のきっかけにはなっても、継続を約束するほどの力はありません。人生にはその行く末を決定づけている決定的なPowerがあります。

それがモチベーションです。 モチベーションを上げて維持することが出来なければ何事もなしえません。逆にモチベーションをコントロールできれば、何事でもなしえるでしょう。

キャンディー効果の実験(ショーン・エイカー)

「ポジテイブ心理学」で有名な心理学者であるショーン・エイカー氏は、ある興味深い実験を行っています。その実験とは、経験豊かな医師たちをABCの3つのグループに分けて、医療において重要となる判断のシミュレーションするというものでした。。

ただし、3つのグループに対しては、事前準備としてシミュレーションの前に以下の行為が行われました。

<事前準備>
Aチーム: 事前に何もしない。
Bチーム: 事前に医療関係の記事を読んでもらった。
Cチーム: 事前にキャンディーを配った。

さて、この条件で各チームにシミュレーションをしてもらった後の結果は驚くべきものでした。なんと事前にキャンディーを配ったCチームが、他のチームの2倍のスピードでしかも正確に診断したのです。

この結果は、キャンディーを配るというちょっとした気配りがCチームの医師たちを「いい気分」にさせて、医師たちの幸福度を少しあげることができたからです。

人は「いい気分」になることで、やる気、モチベーションがあがることを実証した実験でした。

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『いい気分』がモチベーションを上げる

『いい気分』がモチベーションを上げるというシンプルな法則は、他人に対しても自分に対しても力を発揮します。まずは、何か目的をもって行動を起こす前に、自分をほめてあげたり、大好きなお菓子を1つ食べるなど、ちょっとしたご褒美を自分にあげて、『いい気分』になりましょう。

いい気分のまま行動に移れば、モチベーションがあがり、パフォーマンス力も上がっていることに驚くでしょう。日常的に『いい気分』を保つようにすることが、やる気と幸福感を得るための最も効果のある方法なのです。

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 - モチベーション