kazuosite☆心理学から学ぶ人生のいろはにほへと

心理学は心の働きを分析する科学です。私たちの幸福も心の働きによって決まります。このサイトでは人生を楽しく幸せに生きるためのヒントになる心理学や哲学等の自己実現をテーマにお話しを紹介していきますね。

ストレス解消に効く食べ物厳選7【心を癒す栄養成分はこれだ!】

      2017/04/11

私たちの生活している現代社会って、ほんとストレスが半端ないですよね。そんな中で誰しも「 ストレスに強くなりたい、ストレスのない生活をしたい 」と考えていると思います。ストレスに対する抵抗力は、その人の考え方や性格にも影響されますが、もう一つ忘れてならないのが食事です。

ストレスが発生すると、そのストレスから体を守ろうとして体の防衛反応が生じます。この活動に必要なる栄養素、消耗してしまう栄養素があります。これらの栄養素を十分に補うことで、ストレスに強い心と体を作ることが出来るのです。そこで今回はストレス解消に効く栄養素と、お勧めの厳選食べ物7を紹介します。

スポンサーリンク


過剰なストレスは脳内の神経伝達物質のバランスが崩れる

人間の脳内には幾つもの神経伝達物質が存在していて、これらの神経伝達物質がバランスよく働くことによって正常な心の働きが保たれています。その中でストレスに関係の深い神経伝達物質が次の三つです。

<ストレスに関係の深い神経伝達物質>

  • セレトニン
  • ドーパミン
  • ノルアドレナリン

この中で、ストレスを抑える働きをするのが「 セレトニン 」「ドーパミン」です。セレトニンは心を冷静にして平和な気持になるよう働き、心が平常心に向かいます。ドーパミンは快楽に関係した物質で、意欲やエネルギーのもとになります。

この2つの神経伝達物質はいわば心にプラスに働く脳内物質です。ノルアドレナリンは神経を過敏にして興奮状態にします。いわゆる緊張している状態ですね。ストレスを過剰に感じている状態は、ノルアドレナリンの量が多く分泌している状態です。

これはストレスに対して身を守るために体が戦闘態勢になるための反応で、生理学的な正常な反応です。しかし、動物なら一時的な反応で終わるはずが、人の場合は人間関係による緊張のように長く続いてしまうため、身心に異常をきたしてしまうのです。

ストレス解消に効く栄養素を摂ってストレスに強くなろう

ストレスから身を守るには、脳内の神経伝達物質のバランスを保つ必要があります。過剰なストレスによって分泌量の多くなった興奮物質であるノルアドレナリンの分泌を抑え、不足しているいるセレトニンやドーパミンの分泌を増やす必要があります。

不足している脳内物質を増やすには、その合成に必要な栄養素を摂取してあげればいいのです。神経伝達物質の脳内合成に必要な栄養素は「たんぱく質」「ビタミン」「カルシウム」でこれらの栄養摂取が一番重要になります。

昔から、使れた頭には甘いものが良いとされていますよね。確かにチョコレートなどを食べるとボーッとした頭がシャキッとする感じがありますが、あれは一時的血糖値が上がったために起こる症状です。

ストレスに強くなるために、不足しがちになっている神経伝達物質の材料の栄養素である「たんぱく質」「ビタミン」「カルシウム」を極力摂るようにしましょう。

スポンサーリンク


ストレス解消に効く食べ物

「たんぱく質」「ビタミン」「カルシウム」を豊富に含んだストレス解消に効く食べ物を厳選して紹介します。

<ストレス解消に効く食べ物厳選7>

  1. 豆腐: 大豆に豊富なたんぱく質が含まれています。レシチンがイライラを押さえます
  2. 豚肉: たんぱく質とビタミンB1が豊富に含まれています
  3. カツオ:たんぱく質が豊富です。
  4. ココア:たんぱく質・ビタミンB1・ビタミンE・カルシウムが含まれています
  5. 牛乳:カルシウムが豊富に含まれています。
  6. ヨーグルト:カルシウムが豊富に含まれています。
  7. ナッツ類:たんぱく質・カルシウム・ビタミンの3要素が全て揃っている

これらの食物はストレス解消に最適です。幸いどれも美味しいものばかりですね。是非これらの食物を意識して食べるようにしてストレスに強い体を手に入れましょう。ストレス対策の一歩は食からです。

スポンサーリンク

 - ストレス解消