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人によって態度を変える人、変えない人の心理の違いって何?

      2017/04/11

世間では、人によって態度をコロコロと変える人は嫌われます。その一方で誰にでも同じ態度で接することが出来るひとは尊敬されます。彼らの考え方や心理的な違いはどこにあるのでしょう。今日はその違いについて心理学的な切り口で考えて見たいと思います。

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必然性のある態度の変化は問題にしない

人間には常識的な対応として、年齢や立場、相手との心理的な距離で相手に対する態度を変えます。例えば先生のような目上のひとには敬語を使いますし、友人や後輩にはため口だったりします。これは文化というか社会生活を営む上でのモラルでもあります。最近の若いタレントさんが目上の人に対しても、ため口で話している様子がテレビで映ることがありますが、見ていて気持ちのいい感じはしません。

あと、強い印象として残っているのは、ボクシングの亀田兄弟でしょうか。誰に対してもため口で生意気ともとれる言動で世間から物凄いバッシングをうけました。それと若いころの沢口エリカさんの「 別に。。 」発言もそうですよね。

これらの言動は、ある意味、誰に対しても同じ態度であることは評価されても良さそうですが、社会のモラルから逸脱しているという一点ですべてが否定されます。この記事では、社会の中で、必然性のある態度の変化は問題にしません。

人によって態度を変える人の態度を変える条件とは

人によって態度を変える人って、何を条件に変えているのでしょうか?思いつく範囲で上げて見ました。

<態度を変える条件>

  • 好ききか嫌いか
  • 性格が強いか弱いか
  • 立場が上か下か
  • 外見が汚いか奇麗か
  • 自分にメリットがあるかないか
  • 同姓か異性か

上記の条件について、少し詳しく見て見ましょう

相手が好きか嫌いかによって態度を変える

誰でも好きな人、例えば気の合う友達と話す時と、嫌いな友達と話すときは態度が多少かわるのは当然です。しかし、嫌いな人に対してあからさまに態度を変えるのは、大人げない人と言わざるを得ません。

相手の性格が強いかによって態度を変える

これは一番嫌われるパターンですね。「強いものにへつらい、弱いのを見下す」ということです。時代劇でいうところの悪代官にへつらう、○○屋みたいな感じでしょうか。

相手の立場が強いか弱いかによって態度を変える

権威に弱いタイプの人ですね。「 長いものにはまかれろ 」主義の人です。とにかく社会的に偉い人には頭があがらないということです。

相手の外見が汚いか奇麗かによって態度を変える

これは、だれにでもこの傾向はあります。まず、みすぼらしい恰好でいる人はそれだけで、人格を疑われてしまいます。それとは別に外見がきれいな人、いわゆる美人やイケメンの人は、それだけで全体的な評価が上がります。

その結果、美人やイケメンに対しては悪い態度をとる人が少ないということになります。これは悔しいですが、いたしかたないことです。しかし、最終的には人は時間の経過とともに外見よりも内面を評価していきます。

自分にメリットがあるかないかによって態度を変える

これは単純で分かりやすい条件ですね。例えばこの人は私が出世するうえで、自分にメリットがあるかどうかで、態度を変えるという人です。いわゆる損得勘定でうごく人です。

同姓か異性かによって態度を変える

女性が嫌う女性のナンバー1かも知れませんね。女同士の会話ではガサツな態度でしかないのに男性が加わると、急にぶりっ子になったり、甘えたりするキャラに変貌するっていう、バラエティー番組でもよく使われるネタにもなります。

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人によって態度を変える人と変えない人の心理

人によって態度を変える人の共通点は、心の底にある劣等感だと思います。この劣等感が強いために自分に自信が全然持てないのです。その結果だれか自分以外の人に自分を認めて貰いたいのです。その逆に人によって態度を変えない人は、自分に自信がある人です。自信のある人は他人にあえて認めてもらう必要がありません。完全に自立しています。

そのため他人がどうあっても自分には影響しないので、他人に媚びる必要がないのです。そのブレない気持ちが、一貫した態度を持てる秘密ではないでしょうか。

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