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失敗恐怖症を克服する4つの方法【失敗を恐れるから失敗する】

   

人は誰でも失敗することを少なからず恐れています。しかし、失敗に対する恐怖が強すぎるといつも失敗するのではないかという強迫観念に囚われてしまいます。

そしてその自分で作ったプレッシャーに押しつぶされてしまいます。 このような状況になる人は失敗恐怖症といってもいでしょう。

失敗恐怖症の人が行動を起こすと、予想を裏切らずに必ずと言っていいほど失敗という結果を導きます。

ある意味で失敗は、
失敗を恐れるから失敗する

と言うのが真実なのかもしれません。

 

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失敗恐怖症になる人の特徴

失敗恐怖症になる人は、ある共通の性格的な特徴があります。 ここでは共通性のある3つの特徴について紹介します。

他人に依存している

失敗恐怖症に陥っている人は、他人に依存する傾向があります。 そのため評価が自分の価値基準につながっています。そして失敗することで自分に対する他人の評価が著しく損われるため、失敗恐怖症の人にとって失敗はあってはならない事になります。

そして失敗に対する耐性が著しく低いため、 自己嫌悪や恥の気持ちが心を砕きます。このような経験が時にトラウマになって、ますます失敗することを恐れるようになります。

行動することができない

これは当然の結果ですが失敗恐怖症の人は、失敗を恐れるあまりに行動することが困難になります。 特に新しいことへの挑戦となる行動はとても困難を極めます。 このことが自身の成長や発展に著しい障害になってきます。

完璧主義の傾向がある

失敗恐怖症の人は、完全主義者の傾向をともなう人が多いと言われています。 そのため、ほんの少しのミスでも異常なまでに自分を傷つけてしまいます。

失敗恐怖症の人にとっては、完璧でないと自分は守れないのです。だからといって必ずしも完全主義者が失敗恐怖症であると言えません。

失敗は学びであり成長の糧

失敗恐怖症者にとって失敗は、この世で最も恐ろしい事かもしれませんが、健全な心から見れば失敗はあくまでも学びであり、成功するまでの過程でしかありません。

失敗恐怖症を克服する方法

さてここからは筆者の考える失敗恐怖症を克服する4つの方法を紹介します。

失敗の本質を理解する

失敗を恐れすぎる人は、失敗の本質を理解していません。失敗は恥ではなく人が成長するためにはなくてはならないものです。この失敗に対する認知の誤解が失敗恐怖症の大きな原因です。

ここはしっかり認識していきましょう。

人の評価を気にしない

失敗を恐れるのは人の評価を気にしすぎるからです。失敗したら恥だと思うのは他人の視線を気にしすぎるからです。例えば、あなたが無人島で1人で暮らしていたなら、どんなに失敗してもさほど気にならないはずです。

そもそも自分が思っているほど他人は、人のことを気にしていないものです。 他人の評価を気にしすぎる人は、他人の人生を生きていることになります。

人の評価など気にせず、自分の気持ちを大切に生きていきましょう。

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自分を好きになる

失敗恐怖症の人は、自分を責め続けるため自己嫌悪になりやすく自分のことを好きになれません。 今のあるがままの自分を認めて許してあげましょう。 自分の長所短所も全てひっくるめてです。

そして自分を大切に扱い優しくしてあげましょう。そうなれば自分のことが好きになって、 失敗する自分も笑って許せるようになるはずです。

失敗とお友達になろう

失敗は恐怖の対象ではなく、楽しい輝ける未来へ 向かって成長するために助けてくれる友達です。 このくらいの心の持ちようで生きていけるといいですね。

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