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感情をコントロールする方法を学べば自分の人生を支配できる!

      2017/04/11

人は誰でも自分の思うように人生を生きたい、後悔のない人生を送りたいと思っているはずです。しかし、そのような人生を送る人はほんのひと握りで、多くの人は適当なところで妥協するか、不本意な人生を送ることになります。

自分の思うように生きるには、自分の人生を自分自身が支配する必要があります。その時に難敵となって目の前に現れるのが私たち誰もが持っている感情です。人生は感情によって支配されているといっても過言ではないでしょう。今回は人生を支配するための鍵となる感情とそのコントロール方法について探っていきます。

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感情は暴れ馬のごとく

感情は私たちの人生にはなくてはならないものです。嬉しかったり、楽しかったり、悲しかったり、感動したりすることで私たちの人生は輝くのです。感情がなかったら人生は全くつまらない無味乾燥なものになってしまいます。

このように感情は私たちに幸せを運ぶ一方で、私たちを翻弄させて混乱に落としれるのも感情です。特にネガティブな感情に支配され過ぎると私たちの人生は、急激にマイナスの方向へ転落してしまいます。ネガティブな感情は、まるでロデオの暴れ馬のように私たちの人生を揺さぶろうとします。

私たちはこの感情的な暴れ馬の上に乗って、手綱をひいてしっかりと手なずける必要がるのです。時には、この暴れ馬に振り落とさせることもあるでしょう。しかし、それにもめげず、高い意識と努力で暴れ馬(感情)をコントロールしてくことです。

私たちの人生を翻弄するネガティブな感情とは

ネガティブな感情は、生活のあらゆる場面であらゆる機会に脳内に出現して、私たちの行動を妨害します。これらの代表的な感情を見ていきましょう。

『 不安や恐れ 』が行動することをあきらめさせる

私たちの人生をつまらないものしてしまう最大の原因となってしまうのが、この「 不安や恐れ 」という感情です。何かを成し遂げたい、あるいは何かになりたいと思って、行動を起こそうとする時にそれを阻止しようするのが不安や恐れです。かなり昔の話ですが、私の姉の友人で飛びっきり美人の人がいました。

身長もありスタイルも抜群んで、顔もあまりに美しいのでどこに行っても人目を引いていました。その美人の友人は芸能界に興味をもっていましたが、性格的に控えめなこともあり、オーディションなどはまだ受けていませんでした。そこで姉が勝手に彼女の写真を使ってオーデイションに応募したところ、一次選考を簡単に通過してしまいました。

そこで事情を彼女に説明すると最初は驚いていましたが、かなりメジャーなオーデションらしく、本人もやる気になって二次選考にトライすると喜んでいました。しばらくして結果を聞いてみると、二次選考には行かなかったという話です。どうやら、選考日が近づくにつれ不安に襲われて、どうせ私なんか合格できっこないと思い込んで敵前逃亡したようです。

そのご彼女は普通のOLとして就職したようです。もし、あの時に湧き上がる不安をコントロールして、一歩踏み出していれば憧れていた芸能界で活躍できたかもしれません。きっと彼女にも後悔はあったでしょう。不安や恐れは、私たちの行動を妨害する最大の敵となるのです。

『 面倒くさい 』という感情が行動することを止める

もう一つ、私たちの行動を常に止めようとうかがっているのが「 面倒くさい 」とい感情です。私たちは、モチベーションがある時は、一生懸命にやる気をもって行動します。しかし、モチベーションを維持するのは至難の技です。あっという間にモチベーションは低下します。すると「 面倒くさい 」という感情が私たちを支配してきます。

面倒くさいという感情に支配されると、何をするにも億劫になりやる気失い、惰性的な生活に突入します。この面倒くさいという感情はあまりに身近な感情で、あまり注目されませんが、実際は私たちの生活をマイナスにコントロールしている最大の悪玉感情なのかも知れません。

怒り、嫉妬、失望などの感情も人生をマイナス方向に引っ張る

「 不安 」、「 恐怖 」、「 面倒くさい 」という感情以外にも、「 怒り、嫉妬、失望 」などのネガティブな感情があります。これらの感情は全て人生をマイナス方向に引っ張ります。

暴れ馬のようなネガティブな感情をコントロールする方法

人間には思考と感情がありますが、力関係でいうと圧倒的に感情の勝利です。それほどに感情のパワーは強くて、私たちをその中に引きずり込んでしまうのです。その中では崇高な真理も理性も骨抜きにされてしまうのです。

暴れ馬のようなネガティブな感情をコントロールするには、ネガティブな感情を極力発生しないようにすること、発生した場合は頭の中で大炎上しないうちに初期段階で消化してしまうことです。

集中することでネガティブな感情を出来るだけ発生しないようにする

目の前のことに集中することで、ネガティブな感情の発生を防ぐことが出来ます。集中することで頭の中は、目の前のことでいっぱいになり、ネガティブな感情が発生する余裕を与えません。

今の自分の「 やるべきこと 」「 やりたいこと 」に集中してみましょう。好きな勉強でも趣味でもなんでも構いません。ただ、目の前のことに集中するだけでいいのです。それだけで生活がポジティブに一変して、ネガティブな感情は発生することはできません。

ネガティブな感情はポジティブな言霊で消化してしまおう

集中することで、ネガティブな感情の発生を防ぐことが出来ますが、常に集中することはできません。当然集中していないときはネガティブな感情が入ってきます。ネガティブな感情は、一度脳内に発生するとどんどん増殖して、脳内を占領してしまいます。そうなる前に消化してしまいましょう。

ネガティブな感情が脳内にわき始めた時、例えば明日の仕事で大事なプレゼンがあったとします。「 はたして上手くできるだろうか? 」「 失敗してしまうかも知れない 」などの否定的な言葉が脳内に響きだします。この時にポジティブな言葉の代表である「 ありがとう 」という感謝の言葉を脳内でどんどんつぶやきましょう。

気持ちを入れる必要はありません。ただ、ありがとうと心の中でつぶやくだけで、その言霊の力でネガティブな感情は消化されていきます。これは私も実践していて効果抜群です。頭の中をありがとうの言葉でいっぱいにするだけでいいのです。是非試してみてください。

最後の手段は運動をすること、体を動かすことでネガティブな感情を消す

「 ありがとう 」という言葉をつぶやくことは、ネガティブな感情の初期段階で特に効果を発揮しますが、脳内でネガティブな感情が大炎上している場合は「 焼け石に水 」になりかねません。このような場合には、とにかく体を動かすことです。ジョギングや筋トレなどで少しきつめな運動の方が効果的です。

脳の神経が体を動かすことに集中してしまうことで、ネガティブな感情が抑えられます。ある程度、沈静化したところで「 ありがとう 」の言霊を併用してもいいかもしれません。

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ネガティブな感情をコントロールのまとめ

<ネガティブな感情をコントロールする方法のまとめです>

1.集中することでネガティブな感情を出来るだけ発生しないようにできる。
2.ネガティブな感情はポジティブな「ありがとう」という言霊で消化できる。
3・最後の手段は運動をすることや体を動かすことでネガティブな感情を消せる。

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