なぜ満たされない!常に不満をもっている人の5つの心理的特徴
いつも不平不満ばかりを言っている人って、必ずどこの集団にもいますよね。 きっとあなたの周りの人のなかにも最低1人はいるでしょう。
そんな人が職場の同僚や友人にいると大変です。 いつもあなたの気持ちなどお構いなしに自分の不平や不満、愚痴をいつも聞かされる事になります。
いったい何故いつもそんなに不満を抱えて過ごしているのでしょうか。 そこで今回は常に不満をもっている人の5つの心理的特徴について紹介していきます。
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目次
いつも不満をもっている人の5つの心理的特徴
常に不満を持っている人は、ある意味では自分から不満を製造しているようなものです。 例えば全く同じ環境にいても不満を持たない人も、多くの不満を抱えてしまう人もいます。
これはまさに根本の原因が環境にあるのではなく、その人の考え方(ライフスタイル)にあるからです。その誤ったライフスタイルの原因となっている5つの心理的特徴を見ていきましょう。
ネガティブ思考である
ネガティブな思考をする人は、物事の評価を全てネガティブに捉えてしまうので、まさに不満の種を生産してしまいます。なぜならネガティブ思考では、物事の不満となる部分を見てしまうからです
しかし、もっとも恐ろしいのはネガティブな評価を自分に向ける時です。 自分に対する不満は自己嫌いや自己肯定感の喪失を生み、精神的危機に追い込まれてしまいます。
完璧を求める
完璧を求める人も不満を貯めやすい人と言えるでしょう。 なぜならそもそもこの世の中には完ぺきなものなどないからです。完璧思考とは妥協をしらない完璧信仰とも言えるでしょう。
結局のところ完璧を求め続ける限り、不満から解放されることはありません。
自己中心的である
自己中心的に考える人は、思い通りにいかない場合にすぐに不満や文句を口にします。 社会では思い通りにいかないことだらけなので、結局、不平不満から解放されることはありません。
他人と比較する
他人と比較しすぎる人も不満を貯めやすくなります。 比較する人は、他人と比較して自分の方が上だと優越感に浸りたいのです。
しかし、現実は自分よりも優れた人は限りなく存在しています。 結果として不満や劣等感の中で苦しむことになります。
受け身である
何事も自分を主張しないで受け身になっている人も不満を貯めています。 受け身であるという事は、いつも自分のやりたいことを我慢して他人に合わせているということです。
これでは不満もフラストレーションもたまる一方です。 しかも、受け身の人は自己主張するのが苦手なので、周囲の人に不満を吐き出すことができません。
ブラックホールのようにストレスを貯めこむ一方なので、精神的な面や肉体的な面でも健康を害する恐れがあります。
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満たされない心から解放される方法
心が満たされないのは、いくら求めても満たされないものを求めていることが根本的な理由です。極端な例でいえば、「麻薬」は一度求めたらその欲望から抜け出せなくなり、最期には廃人になってしまいます。
しかし、麻薬だけではありません。 もちろん法の規制はありませんが金銭欲や地位、名誉欲も際限のない欲望であり、人間を破滅にできる力を十分に持ち合わせています。
ニュースやワイドショーを賑わす事件は、みんなこの際限ない欲望に振り回された結果です。ほんとうに心を満たしてくれるのは鉄板ではありますが、愛情や友情、周囲の人たちとの共感や協調といった感情です。
そのためには、自己中心的にならないことです。 もちろん他人のために生きろということではありません。 自分も他人も同じ権利をもった人間として同等にリスペクトすることです。
自分も他人も同じように大切にする。 この心があれば自己中心的な欲望の支配から逃れることが出来るのです。
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