焦らない心を育てる方法を教えます!【もう焦る必要なし!】
2017/04/15
人間は焦って行動しているときに限って、ミスや大失敗を犯してしまいます。「 焦る心 」には大きなリスクがともなうのです。焦らなければ物事は順調に進みます。焦る心はどうして起きるのでしょう。今回は焦る心の心理的背景を考えながら、焦らない心を育てる方法について考察します。
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目次
人間ってどんな時に焦るのだろう
焦りの心を分析する前に、まず、どんなシチュエーションの時に焦るのか、整理してみましょう。
1.誰でも焦りや緊張をともなう場合( 緊急事態が発生した時 )
緊急事態が発生した時は、誰しも緊張して焦ります。例えば交通事故や自然災害などの時です。これは当然の現象ですので焦ること自体は仕方のないことですが、焦りすぎてパニックなると命にも関わるので、どんな時でも冷静になることが重要ですね。
2.自分だけが焦ってしまう場合( 普段の社会生活で )
これは職場や友人関係などのコミュニケーションの中で、自分をうまく表現出来ないがために、ついつい焦ってしまったり、責任のある仕事をまかされた時に喜ぶどころか不安とプレッシャーで焦りまくってしまう様な場合などです。
<自分だけが焦ってしまう場合>
- 職場で自分の意見を述べようとすると、つい焦ってしまう
- 責任のある仕事を任せられるとプレッシャーで焦ってしまう
- 将来のことを考えるだけで、漠然とした焦りが出てしまう
ただしこのような状況でも焦らないで、冷静にしていられる人もいるわけです。ですからあくまでも個人の今のライフスタイル(性格)によって違ってきます。今回注目したいのはこのライフスタイルに関係した「焦りの心」です。
何故、焦ってしまうのだろう その心理的要因は?
焦りの原因となる心理は、本人のライフスタイルから出てくる心の癖です。過去の経験の中であなた自身が承認した悪しき心の習慣のことです。それが焦りの心理的要因になっています。
<焦ってしまう心理的要因>
- 人と会話する時に『何か!早く話さないと!』と言う気持ちが先行してしまう
- 出来ないのに完璧に早く処理しなければと思っている
- ダメな自分を知られたくない、隠したいという思い
これらの心理的要因の根底にあるのが、自己肯定感の欠如、簡単に言ってしまえば自信の欠如と言っていいでしょう。
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焦らない心を育てる方法とは
焦らない心を育てる唯一の方法は、これまで無意識のうちに自分で決めていた「 間違ったルール 」を健全なものに修正することです。この間違ったルールは、「 自分勝手な思い込み 」です。すでにあなたのライフスタイルとして染みついているため簡単に修正することはできません。しかし、あくまで心の習慣として定着しているだけです。
習慣を新しい習慣に変えるには66日あれば十分です。ですから新たに健全なルールを自分のライフスタイルに定着させるまで新しい習慣のもとに行動すればいいのです。
・完璧でなくても良い
・長所も短所も含めた現在の自分を無条件に認める
・自分を好きになる
・今、ここに集中して努力する
上記のルールは、自己肯定感を高めるためのものです。これに自分で考えたルールを付け足してもいいでしょう。とにかく自己肯定感を高めれば、内なる自信が湧いてきて、自分の事も好きになります。そうなれば、「 焦る心 」は次第に薄れてなくなるでしょう。常に行動は新しいルールに従って行いましょう。
最初はとくに大変かと思いますが、まずは66日間の継続を目標に取り組みましょう。アドラーは目的もって行動すれば、ライフスタイル(性格)は変わると明言しています。アドラーの言葉を信じて自分を変えていきましょう。
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