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誰も同じ世界を見ていない!認知バイアスという色眼鏡で見る虚構

      2017/04/11

あなたが見ている世界は、だれもが見ている世界と違っていたらどうしますか?いや、少し表現を間違えました。誰1人として同じ世界を見ていなかったとしたらどうですか?なんかミステリーな感じになってしまいましたね。今回は、みんなが同じ物を見て感じていると思っていたこの世界が、じつは1人として同じではなかったというお話です。

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私たちは認知プロセスを通して世界を見ている

私たちは、あらゆるものを見る時に、認知というプロセスを介して見ています。そしてこの認知は個人によって違っています。その違いは主にその人のライフスタイル(性格)に影響されています。ですから、同じ物をみても人それぞれ受け取り方や、感じ方が違うのです。これを心理学では認知バイアスと言います。

分かりやすくいうと、人間だれしも自分で選んだ色眼鏡で世界を見ていることです。黄色のメガネの人は世界が黄色に見えていますし。ピンクのメガネの人はピンクの世界が見えているのです。グレーのメガネをかけている人は大変ですね。人生が灰色になってしまいます。

笑い事ではありませんね。怖いことですが、あなたが世界をどう認知しているか、つまり何色のメガネをかけているかによって、人生が大きく変わるのです。これは私の私見ですが、意識レベルの最高に高い人は、物事をあるがままにみることができるので、そういう方は透明のメガネをかけているか、裸眼で見ているということでしょうか。

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まず認知を知ること、それから認知を変えることで人生を変える

まず、1番重要なことは、自分は独自の認知機能をもっているという事実を知ることです。多くの人は、それを知らずに自分の内面で感じている世界が全てだと思っています。でもそれは真実ではありません。あなたは自分で作った色眼鏡をポケットにいれて、外側の世界を見るときに必ずそのメガネをかけて見ているのです。

あなたが苦しいと感じているのは、あなたの色眼鏡をとうして見るからです。それが分かるだけでも気持ちが楽になりますよね。今後、あなたがとても苦しいと感じた時や、凄く暗くなってしまった時は次のイメージを思い浮かべてみましょう。

まず、自分の持っている色メガネをよく見てください。暗い色のメガネを使っていませんか。灰色とか黒とか、そうしたら思い切ってそのメガネを捨てましょう。そして、今度は明るい色のメガネか、透明ガラスのメガネをかけて見ましょう。どうですか?今までとは違った世界が見えてきましたよ。

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