不器用な人ほど仕事ができる!『野村の悟り』を読んだ感想②
野村克也さんの著作である「野村の悟り 」を読んで気になるキーワードを見つけて感想を述べるシーズ第二弾です。
そして今回のキーワードは、「不器用な人間でつくづくよかった」です。
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不器用な人間でつくづくよかった _野村克也
野村氏はこの著作の中で、
しかし不器用でつくづくよかった と思っている.。
-----『野村の悟り』セブン&アイ出版:より
と述べています 。野村氏には自分が不器用だからこそ、
失点を防ぐために、
勝つためにはどうすればいいか
-----『野村の悟り』セブン&アイ出版:より
と常に考えていたと言います。もし才能があったら、才能に溺れて努力を怠る可能性があります。 野球は確率のスポーツであり、傾向と対策がばっちりはまれば、不器用な人間であっても器用な人間に勝つことができるといます。
これがまさに野村監督のID野球であり、野球史に残る実績を残した根源力です。才能がないからこそ不器用だからこそ 、真面目に努力して研究しつくして 成長できるということでしょう。
これはまさにウサギとカメの昔話!
「ウサギとカメの昔話」というだれもが聞かされてきた昔話がありますが、これこそが野村氏の「不器用な人間でつくずくよかった」に通ずるところがあります。
この話はウサギとカメが競争し、 圧倒的なスピードを誇るウサギがみるみるうちにカメを突き放すが、 油断して寝ている間にまじめにコツコツと歩んでいるカメに追い越されて、最期は真面目に頑張ったカメが勝利すると言いうお話です。
つまり 、たとえ才能があっても努力を怠れば意味がなく、最終的にはコツコツとあきらめずに努力する人が勝利するという真理を教えています。
まさに野村氏の「不器用だからこそ、努力、研究して勝つ」と考え方とシンクロします。
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不器用な人ほど仕事ができる!
多くの人が自分に才能がないと嘆いて夢や目標を諦めてしまいます。そして不器用だから仕事もできないし、成功もしないと嘆く人もいます。
しかし、本当に成功する人は才能云々よりも、諦めずに成功するまで努力や研究をやめない人たちなのです。 本当の才能は、あきらめないで継続して努力できる人こそ真の才能の持ち主というべきでしょう。
大事なことはほとんどの事については、あきらめないで研究や努力を継続すれば必ずその目標は実現できるといことです。
最後に一言言わせてください。
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