「努力すれば報われる!」は、95%がほんとで5%がうそである。
AKB総選挙で高橋みなみさんは、毎年「努力は必ず報われると、私、高橋みなみは、人生をもって証明します」とスピーチしています。
この言動の力強いメッセージに勇気をもらえるという人がいる反面、それはきれいごと、報われない努力があるのは間違いないと反論する意見もあります。
いったいこの論争は、どちらが正しいのでしょう。 おこがましいですが筆者の達した結論が、タイトルにもなっている
「努力すれば報われる!」は、95%がほんとで5%がうそである。
という結論です。
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努力は報われないことも確実にある
私は、夢の95%は努力次第で実現できると考えています。 しかし、死ぬほど努力しても報われない努力もあると思います。
まず、報われない努力の方から説明しましょう。
たとえばアスリートがオリンピックで金メダルを目指す場合です。まずオリンピックの代表選手になるような人は、才能も有り努力も小さいころから死ぬほど努力している人ばかりです。
そんな人たちがしのぎを削って、戦って金メダルを取れる人はたったの一人です。世界一になるには、努力は重要であるけれど必ずしも努力が報われるとは限らない世界です。
もうひつ例をだすと、例えばAKB総選挙で一位になることはどうでしょう。一人の少女がその夢をいだいて死ぬほど努力したとします。
はたして、努力は報われるでしょうか。
ちなみに第三期のAKBのオーディションの合格率は987倍です。やく1000人に1人しか、合格できないのです。
たとえ合格してもAKBグループのメンバーの総人数は300名ほどです。 この中のトップにならなければ、総選挙一位にはなれません。
とても現実的な数字とは思えません。 つまり、努力だけでは実現できない夢もあるのです。このような世界で「努力はかならず報われる」という表現は、絵空事にしか聞こえません。
95%は努力しだいで報われる
世界一になるのは、努力だけでは解決できない、天賦の才能や恵まれた環境、素晴らしい先生との出会いなど、さまざまな要因が必要となります。
でも、一般的な夢はの場合は努力によるところがほとんどになります。例えば2017年の医師国家試験の合格率は88.7%です。大学の医学部に入学できれば、ほとんどは医師になれるわけです。
もちろん、医学部に合格するのは難関であることには変わりませんが、死ぬほど努力すれば間違いなく合格できるでしょう。
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最期にひと言
オリンピックで金メダルをとるとか、歌手になって紅白歌合戦に出場したいとか、異次元レベルの夢でない限り「努力は必ず報われる」という方程式は成り立ちます。
だから「努力は必ず報われる」とういのはあながち間違いではありません。 最大限の努力をすれば、確実に叶うであろう夢を追うのは正しい選択です。
でも、0.001%もない確率の夢に挑戦するのもロマンがあります。どうしようと、すべての選択権はあなたにあるのです。
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