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クヨクヨしない秘訣!ガンちゃんの「自分にとって面白いを探そう」を読んで_ PHP9月

   

PHP9月号の特集記事で、自身で作成したオリジナル紙芝居を全国で口演している紙芝居屋のガンちゃんの記事が載っていました。今、紙芝居は知る人ぞ知る60年ぶりの再ブームだそうです。

そしてその演者である紙芝居屋さんにも注目が集まっています。そんななか新世代の紙芝居屋さんとして期待されているのがガンちゃんです。

そんなガンちゃんの人生の選択基準は、お金ではなく、面白いかどうかの一点です。

街頭紙芝居を通して培ったクヨクヨしない「気持ちの切り替え方」がとても参考になると思ったので筆者の感想とともに記事にしてみました。

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お客さんとのかけ合いも作品の一部

紙芝居には桃太郎などの昔話を紙芝居に仕立てて保育園などでおこなう教育紙芝居と街頭で演じる街頭紙芝居の2種類があります。ガンちゃんの紙芝居は街頭紙芝居です。街頭紙芝居は伝統に縛られずに、自ら個性あふれる作品を作り出して自ら演じるというやり方です。

ガンちゃんの街頭紙芝居はハチャメチャなキャラクターを登場させたり、ありえないストリー展開だったりと、これまでの紙芝居の認識を一変させる革命的なものです。

これって伝統歌舞伎とスーパー歌舞伎を思い出しますね。

私が保育園の時に見た紙芝居は、昔話の紙芝居を静かに聞いているという印象でした。それでも密かな楽しみのひとつでした。しかい、ガンちゃんたちがやっている新世代の街頭紙芝居は、ルールなしおきて破りの破天荒な紙芝居です。

お客さんとのかけ合いは当たり前で、時にはお客さんにキャラクターの名前を付けてもらったりもするそうです。

僕はただ見てもらうだけでなく、
お客さんとのかけ合いも含めて「作品」だと思ってます。
だから、その場の雰囲気を作ることが重要なんです。
ーー ガンちゃん PHP9月より ーー

私がガンちゃんの紙芝居に感じるのは、野外ロックフェスと同じ感覚ですね。ライブは一体感です。街頭紙芝居もお客さんとの一体感なんですね。

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ネガティブとポジテイブはお客さんにダイレクトに伝わる

紙芝居中に焦ったり落ち込んだりしていると、お客さんに敏感に感じ取られてしまうそうです。 そうなればお客さんもネガティブな感情に支配されてしまい、つまらない紙芝居になってしまいます。

ネガティブもポジテイブも相乗効果があるので、ネガティブな感情をひきずらないために、次のように気持ちを切り替えるそうです。

そのときウケなかった作品でも、
三年後、少し手を加えて演じてみると、
ウケることもあるので、
クヨクヨする必要もないのです。
ーー ガンちゃん PHP9月より ーー

たとえダメだったとしても、手を加えればいずれ良くなるというように
否定しない、前向きに考える習慣が素晴らしいと思います。

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自分から面白いことを見つける

僕は自分から面白いことを見つけて、
作って、動いていこうという気持ちを
持ち続けています。
紙芝居に限らず、
面白いことを自分から見つけていこうという気持ちをもてば、
自然とイライラしたり、クヨクヨしたりすることが、
なくなっていくのではないでしょうか。
ーー ガンちゃん PHP9月より ーー

よく人生がつまらない、好きなことが見つからない、面白いことが見つからないと嘆く人を見かけます。そういう人はたいていイライラしたり、クヨクヨしたりしている人が多いですよね。

筆者も最近までそう思うことがありました。 しかし、ガンちゃんの記事をみて改めて思いました。

自分のやりたいことが見つからないのは、立ち止まっているからです。立ち止まったままで周りを見回しただけでは、面白いことなんて見つかりません。

織田裕二さんの名シーンで、

「事件は会議室で起きているんじゃない。 現場で起きているんだ!」

という名台詞がありますが、通じるところがありますよね。

好きなことはや面白いことは、頭で考えたって分かりはしないんです。何でも見て、やってみなければ見つからないのです。

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