ネガティブな思い込みの激しい人が思い込みをなくすための画期的な方法
2017/08/25
よく「思い込みの激しい人は付き合いずらい」などと言ったりしますが、実は誰でも思い込みに従って人生をいきています。ただ俗にいう「思い込みの激しい人」たちは、自分の思い込みを他人にまで押し付けようとするので嫌われているだけです。
人間は誰でも内心では、自分の中にある「思い込み」に先導されているのです。問題はネガティブな思い込みに支配され過ぎている場合です。
ネガティブな思い込みは確実に人生をつまらない不幸なものにしてしまいます。今日はこのネガティブな思い込みをなくすための方法を考えます。
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人生は思い込みでできている
今、コンピュータ技術では人工知能の発達が目覚ましいですね。人工知能も知識データが何もない初期状態のときは、赤ちゃんと同じです。
しかし、人間がルールや知識情報となる膨大なデータを人口知能に読み込ませることで、病気の診断や弁護士業務までこなす時代に来ています。
人口知識が知識を吸収していく過程は、赤ちゃんが環境から情報をインプットして知識を蓄えて成長する様に似ていると思いませんか。
人間の場合、諸説ありますが幼少期から10歳くらいまでに、その人の核となる性格の基盤ができあがります。実はこの時期にその人の考え方や行動の基準となる様々な「思い込み」が形成されることになるのです。
「こういう時には、こうした方がいい。 ああいうときには、ああしたほうがいい」というような考え方の決まりが「思い込み」として刻まれていくのです。
それは先生や親から言われたことかもしれません。 あるいは観察する中で自分で感じたことかもしれません。しかし、ひとたびそのルールを信じ込めば、正しくても間違っていてもあなたの中の法律として立法化されるのです。
そして大人になるころには、様々な「思い込み」によって立法化されたあなた自身の憲法にしたがって人生をいきることになるのです。
そうなんです。あなたの人生は、あなたの「思い込み」によって形作られるのです。
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ネガティブな思い込みが人を不幸にする
私たちが獲得してきた「思い込み」は、必ずしも正しいものではありません。 ただあなたがその時に正しいと感じたに過ぎないのです。
思い込みは2種類あります。 1つはあなたを明るくして前進させるエネルギーをもつポジテイブな思い込みと、あなたを暗くして後退させようとするネガティブな思い込みです。
ポジティブな思い込み ー> 肯定的、積極的、楽観的なプラスエネルギーを持つ。
ネガティブな思い込み -> 否定的、消極的、悲観的なマイナスエネルギーを持つ。
2種類のうち私たちが問題視するの「ネガティブな思い込み」の方です。 ポジティブな思い込みは着実にその人を幸福に導いてくれますが、その反対にネガティブな思い込みは間違いなく、不幸への道案内をします。
ほんとうは何の問題のない人生に、余分な悩みを製造するのは、この「ネガティブな思い込み」の仕業なのです。
ですから「ネガティブな思い込み」なんとしても抹殺しなければなりません。そして自らは作ってしまった「ネガティブな思い込み」は自らの手で無くすほかはありません。
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ネガティブな思い込みをなくす方法
ここからは、あなたの中にある「ネガティブな思い込み」をなくす方法を紹介します。私たちの思考は潜在意識にある様々な「思い込み」の発動によって生まれます。
そこでまず、初めに無意識に私たちの頭に浮かんでくる「思い込み」の中からターゲットとなる「ネガティブな思い込み」を特定する必要があります。
この特定は意外に簡単です。 思い込みにはそれに引きずられてくる感覚や感情があります。ポジティブな思い込みには明るさや高揚感、期待感のようなプラスの感覚や感情が沸き上がります。
逆にネガティブな思い込みには、暗さや嫌な感じ、不安感や嫌悪感のようなマイナスの感覚や感情が沸き上がります。ということは、思考が浮かんだ時に不安感や嫌な感じがしたら、間違いなく「ネガティブな思い込み」であるということです。
ネガティブな思い込みと判断できれば、それは間違った思い込みなのでスルーすればいいのですが、あなた自身は、正しいという間違った認知をしているので、なかなか自分自身を説得することができないでしょう。
そこで、自分自身を説得するために、「思い込みの再評価」とい作業を実施します。ネガティブな思い込みであっても、その思い込みを作った時点では、あなたを守るために有効と判断されたのです。
そこで現時点で、その思い込みを冷静に再評価してみます。
それは次のような手順で行います。
1.その考え方の先に未来はありますか?
2.その考え方でどんなメリットがあなたにあるんですか?
上記の質問を自分に投げかけます。そして理性で論理的に答えてください。
そもそも、「ネガティブな思い込み」なのですから、そんな思考の先に明るい未来は見えないし、何のメリットもないことに気づくはずです。
このように「ネガティブな思い込み」はまず、それきづくこと、次に再評価することによって「ネガティブな思い込み」の化けの皮をはがすことによって消去していきましょう。
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