ジョハリの窓から何が見える?【本当の自分を知る方法】
2017/07/05
分かっているようで分からないのが自分自身のことです。もし、自分自身のすべてを理解している人がいるのなら、その人に悩みは存在しないでしょう。
ブッダやキリストのように悟りを開いた聖人でもない限り、この世の謎の極みは自分自身なのです。心理学では本当の自分を知るためのヒントとなる「ジョハリの窓」という有名なツールがあります。
今日はこの「ジョハリの窓」を通じて、本当の自分を知る方法を学んでいきましょう。
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ジョハリの窓とは?
ジョハリの窓では、自分自身の心を4つの窓(領域)に分けることによって、自分自身を明確かつ客観的に分析できます。
< ジョハリの窓:4つの心の領域 >
① 解放領域(解放の窓)
② 秘密領域(秘密の窓)
③ 盲点領域(盲点の窓)
④ 未知領域(未知の窓)
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本当の自分を知るために『 開放の窓 』を広げる
あなたが今、世間に認識されていると思っている自己像は「解放の窓」の自分です。基本的に社会でのあなたの活動は、解放の窓の制限を受けます。
だから、解放の窓が小さければ小さいほど、あなたの心と行動はとても窮屈なものになります。逆に「解放の窓」が大きくなればなるほどあなたの心と行動は拡大していきます。
それはまさに本当の自分を深く知っていく作業でもあります。つまり、本当の自分を知るためには、「開放の窓」を広げていく必要があるのです。
『 開放の窓 』を広げる具体的な方法
「解放の窓」を広げるには、その逆に「秘密の窓」と「盲点の窓」と「未知の窓」の大きさを小さくしていけばいいのです。それによって相対的に解放の窓が広がっていきます。
秘密の窓を小さくするには、秘密を減らして他人に対して自らをオープンにしていく努力をします。その結果として人間関係がよくなり、人との深い絆を得ることができます。● 盲点の窓を小さくする方法
他人の指摘を素直に受け入れて分析してみる。今まで気づかなかった自分の長所や短所に気づくことができる。
● 未知の窓を小さくする
新しいことに挑戦するなどして、自分の新たな才能を目覚めさせる。潜在能力を開花させる。
上記の方法により、「開放の窓」が広がっていきます
最後にひと言
本当の自分を知っていく作業、すなわち「解放の窓」を広げていく努力は、潜在能力を広げていくことであり、まさに自己実現への道でもあるのです。
今後、ジョハリの窓から何が見えてくるのか、楽しみでしかありません。
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