人生は超面白いVRゲームである。だから気楽に楽しく生きられる!
2017/04/11
ボードゲームの中で、昔から現在まで常に人気ランキング上位に上がるのが人生ゲームです。サイコロを転がして自分の分身であるコマを進めながら、山あり谷ありの困難を乗り越えてゴールを目指す。
誰もが一度は夢中になったであろう人生ゲーム、しかし、ほんとうに超絶面白いVR人生ゲームは、実は私たちが今生きている現実の人生ではないか、というお話です。
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目次
人生がゲームであると考える根拠
昔から、「人生はゲーム」であるという言葉はよく出てきます。しかし、その言葉は気休めにはなっても、やはり現実とゲームは絶対的に違うという認識で落ち着きます。現実はゲームのようにいかないと。
しかしながら、仏教への理解が進み、素粒子物理学が進んでいる現代では現実が私たちが考えているようなほんとうにリアルな世界なのか、はなはだ疑問を感じてぜずにはいかなくなってきています。
仏教からみる現実世界:諸行無常、色即是空
<諸行無常>
仏教用語、この世の現実存在はすべて、姿も本質も常に流動変化するもので、一瞬とたりとも存在は同一性を保持することができない。
------ Wikipediaから------
現実世界の存在について言い表した有名な仏教用語ですよね。分かりやすく言えば、私たち人間を含めた生物も石ころなどの無生物も、この世の全ての存在は、常に変化していて一瞬たりとも同じではないということです。
人間は1日に6000億回もの細胞分裂によって、細胞が入れ替わっています。もはや昨日の自分と今日の自分は物質的にも違うのです。いや、それどころか1秒前の自分とも別の存在といえるでしょう。そう考えると、過去の自分に後悔するのはナンセンスですよね。なぜなら今の自分は全く違った存在なのですから。
諸行無常のもう一つの意味として、形ある物は必ず壊れるとい意味があります。生物も無生物も地球も宇宙さえも発生があり、やがて消滅します。永久に存在することは出来ないのです。特に人間の寿命なんて地球の寿命に比べたら、一瞬の瞬きにも満たないのです。だから私は電子ゲームの中のキャラクタのような儚さを感じずにはいられません。
<色即是空>
仏教用語、この世に存在するあらゆる事物や現象はすべて実体ではなく、空無であるということ。
------ goo辞書から------
分かりやすく説明すると、この世の全ての存在である生物や無生物とそれに関わる現象は仮の物であり、その本質は全く実態がないという意味です。
つまり、仏教の諸行無常と色即是空で表現されているこの世の存在は形あるものは必ず消滅し、しかも消滅するまで変化し続けて、さらにその形は仮の物でありその実態は存在しないと言いうものです。
これはある意味でバーチャルゲームとなんら変わらない世界といえることができるでしょう。仏教は、ブッダの悟りという卓越した直感と発想でこの世の本質を見抜いた哲学です。しかし、驚くべきことにこの仏教の世界観に追随するかのように、現代物理学の見解が一致してきているのです。
現代の最新物理学である量子力学からみる現実世界:色即是空
ここまで説明してきた仏教の色即是空の世界観が、最新物理学の量子力学からもうなづけるようになりました。物質を構成する基本粒子である原子は中心にある原子核とその周りを回る電子から構成されています。
そして原子核とその周りをまわる電子までの距離は、例えば原子核の直径が1ミリだとすると電子までの距離はおよそ50メートルくらいだそうです。そして原子核から電子までの隙間は何もない空間です。つまり、原子は隙間だらけでカスカスな状態といってもいいでしょう。
もし、原子が地球の大きさで、隙間のない状態で潰したとしたらリンゴほどの大きさになってしまうそうです。もう極端な言い方をすれば、何もない空間とほぼ変わらないと言っても言い過ぎではないでしょう。電波が人間や壁を簡単に通過できるのは原子がスカスカだからだったんですね。
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人生はVRゲームである同様である。だから気軽に楽しんでいこう
これまでの記述で私たちの現実という世界が、思ったよりも強固なものではなく、流動的でそれほどリアルなものではないとことを仏教の世界観と素粒子物理学から説明してきました。
これほど長く説明してきた理由は、人生がヴァーチャルゲームと本質的にはそれほど変わらないのではないかということを説明したかったからです。人生に挑戦する勇気を失ってしまうのは、人生をあまりに重く苦しいものと考えてしまうからです。
この世は皆が思っているほど重く固いものではありません。常に変化している流動的で自分の思ったように動かせる世界です。それはまるで3Dのバーチャルゲームのようです。だからあなたの望む夢をゲーム設定し、コントローラーを自在に操って、あなたの人生というVRゲームを楽しんでやりましょう。
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