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苦しい時こそ、自分を信じることの大切さ!【PHP10月号の感想1】

      2017/04/11

PHPの10月号に「くじけない人、前向きな人」という特集がありました。その中に俳優の小日向文世さんのインタビュー記事があり、とても心を動かされたので、その感想をつづりたいと思います。

<記事タイトル>
~苦しい時こそ、自分を信じる苦しい時こそ自分を信じる~
小日向文世(俳優)PHP10月号

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どんなに苦しいときでも心は不思議と前を向いていた。

ドラマではお馴染みの顔となっている俳優の小日向さん、最近ではNHK大河ドラマの「真田丸」での秀吉の熱演ぶりが話題になっています。今でこそ押しも押されぬ個性派俳優であり名優ですが、ブレイクするまでに長い下積み生活が続いたそうです。

40代半ばで仕事も貯金もない日々が5年も続いたそうです。しかし、そんなつらい苦しい時でも不思議と心は前を向いていたということです。それこそ食うや食わずの生活だったそうですが、やめようと思うことは一度もなかったそうです。

たくさんいる俳優さんの中で、ブレイクできるのはほんの一握りの人です。そんな中で下積生活が長くなれば、先の見えない生活に気持ちが後ろ向きになり、夢をあきらめてしまうほうがむしろ当然ともいえます。

でも小日向さんはどんな苦しい時でも、自分を信じることができました。そのくじけない、前向きな気持ちはどこから来るのでしょう。小日向さんの考え方を参考に、どんな時でも自分を信じ続ける方法を考えて見ましょう。

ワクワク感があれば続けられる。

小日向さんは22歳の時に、自分の本当のやりたいかい事は何かと真剣に考えて、その結果、役者になろうと決意しました。それまで目立たないように生きてきた人生だったので、「自分はこうだ!」「見てくれ」という思いが強かったそうです。

でも、もともとは人前に出るのが苦手なタイプだったそうです。劇団に入る前に中村雅俊さんの付き人をしていたそうですが、その時に中村さんから「小日向は役者に向いてないなあ」と言われたそうです。

それでも長い下積み時代にくじなかったのは、役者に対する思いがあるからです。小日向さんは「役者はかつらや衣装を身に着けることで、自分とは全く別の人物が立ち上がってくる。だから演じていてとても新鮮で面白いんです。」と語っています。劇団時代から現在に至るまで一度も役者をやめようと思わなかったのは、常にそんなワクワク感があったからだそうです。

<感想>
どんなに苦しくても先が見えなくても、なかなか結果がでなくても今やっていることが好きで「ワクワク感」があるなら続けられる。結果がでなくても続けられる。でも好きで夢中に続けたら成功する可能性は飛躍的に高まるに違いない。

前向きな心がチャンスを引き寄せる。

仕事がなくて家でゴロゴロしていても、奥さんは文句一つ言わなかったそうです。あとでそのことを奥さんに聞いてみると、「絶対に何とかなるだろう」と思っていたそうです。なんと前向きな奥さんなんでしょう。

そして、それは小日向さん自身も同じでした。19年間の劇団人生で役者の土台は叩き込まれた。そして好きだから手を抜かずにやってきた。その経験は確かなものだし自信もある。いつか誰かが必ず評価してくるはずだ、と思い込んでいたそうです。ご夫婦ともども前向きな性格で、どんなに苦しい生活でも笑顔の絶えない家庭であることがうかがわれます。

<感想>
根拠のない前向きな思い込みが自分を救うだけでなく、周りも救うことができる。自分が前向きになることで家族も前向きななれる。そして自分を信じていれば、根拠のない思い込みでも前向きな心がチャンスを引き寄せる。

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チャレンジすることで人は成長する

小日向さんは、最近では映画やテレビが多いですが、やはりその原点は舞台だとおっしゃっています。若いころはお客さんの前に立てること、それだけで嬉しかったとそうですが、ここ数年は怖くて仕方がないそうです。

これは舞台の深いところまで理解してるが所以の恐怖心だと思いますが、気持ち的にはもう二度と舞台に上がれないかもしれない、という覚悟で取り組んでいるそうです。そして怖いからこそ、それを克服しようとすることで成長できるのかもしれません。

<感想>
前にテレビで見た話ですが、ベテランで芸能界のドンともいえる歌手の和田アキ子さんでさえ、今でも歌の本番前に手が震えるそうです。

人はいくつになっても、怖いものは怖いのです。しかし、チャレンジし続けることで成長できるのです。肝心なことは目の前にあらわれる壁に逃げないで、立ち向かうことなのです。

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