論理的に怒りをコントロールする(手放す)3つの方法!【怒りの正体を見極めろ】
2018/01/10
あなたは家庭や職場でちょくちょく怒ったりイライラしたりする方ですか。たぶん多くの人が日常生活の中で、イライラを抱えて苦しんでいるのではないでしょうか。
怒りは私たちにとって、何の役にも立たないどころか肉体的にも精神的にも私たちを疲弊させてしまいます。今回は日常的に私たちを苦しめているイライラ、つまり怒りの感情を論理的に手放す3つの思考法を紹介したいと思います。
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1.怒りは害あって益なし( 怒りの 不毛さに気づく)
イライラすること、怒ることは私たちに何をもたらすのでしょう。
全身がぐったりしてしまう。
興奮して眠れない。
家族や恋人に八つ当たりしてしまう。
挙句の果てにトラブルを起こしてしまう。
イライラしたり怒ることで、いかに自分の大切な人生に大きな損失を与えるか計り知れません。イライラの蓄積、そしてその怒りの爆発で大事な家庭を壊したり、職場で取り返しのつかない事態を起こしたりすることは枚挙にいとまがありません。
最近では、ニュースやワイドショーを賑わしている「富岡八幡宮の宮司殺人事件」も宮司後継問題にまつわる積年の怒りや恨みが最悪の形で起こってしまった事例です。
また、イライラすることは大事な人生の有限である貴重な時間を無駄にしていることにもなります。イライラすることは私たちにとって全くの不毛であり損失でしかありません。この怒りの不毛さを強く意識することで湧き上がる怒りを沈静化することができます 。
2.鏡の中の自分を見る( 自己を観察する)
イライラや怒りに支配されている自分に気づいたら、鏡の前に立ってに鏡の中の自分の顔を観察します。そして険しい表情になっている自分の顔を見つめます。
すると鏡の中に、ただただ不毛な怒りの感情のために顔と心をゆがめている自分を見ることが出来るでしょう。 客観的に自分を見ることで、イライラしている自分が馬鹿らしくなります。
冷静に自己観察することで怒りの呪縛から外れることができるのです。そこで鏡に向かってニッコリと笑ってみましょう。これで怒りをリセットすることができます。
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3.他人を変えることはできないが自分は変えることができる!
私たちがイライラしたり怒りを抑えられなくなる理由は、自分の思い通りに物事や人が 動いてくれないからです 。しかし、他人には他人の考え方や思惑があるため、自分の思い通りに物事が運ぶことは稀であり、多くの場合において自分の期待は裏切られることになります。
しかし、これはよく考えてみれば至極当然のことです。そもそも人の考え方はそれぞれ違うものであるし、また、それぞれの考えは尊重されるべきでもあります。
それが自由主義のいいところです。私たちは固有の考えをもって主張する権利があるのです。だから自分の考えとは異なる考えであっても、それはそれで認めるという姿勢が大切です。
すべての人々にはそれぞれ、固有の事情や立場があるのです。そう考えれば自分の考えや意見と異なる人がいたり、あるいは批判する人がいても、そのことで自分がイライラすることはなくなるでしょう。
さらに言えば人は変わることは可能ですが、人を無理に変えることは不可能です。つまり他人を変えることができませんがそのかわりに自分を変えることができるのです。
そして不思議なことに自分を変えることで、他人が変わることもあります。 この真理に気づくことができれば、心はぐっと楽に生きることができるでしょう 。
この記事のまとめ
<論理的に怒りをコントロールする(手放す)3つの方法!【怒りの正体を見極めろ】>
1.怒りは害あって益なし( 怒りの 不毛さに気づく)
2.鏡の中の自分を見る( 自己を観察する)
3.他人を変えることはできないが自分は変えることができる!
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