難しい言葉やカタカ語をやたら使いたがる人の心理的特徴3つ
あなたの周りに難しい言葉やカタカ語をやたら使いたがる人はいませんか。
例えばこんな感じに。
進めているよね。クオリティやエビデンスは大丈夫だろうね。
とにかく今回のカンファレンスで、ドラスティックなイノベーションをおこすきっかけ
とするんだぞ!
ちょっと極端かも知れませんが、このように難しい言葉やカタカ語をやたら使いたがる人の心理はどうなっているのでしょう。今回は、その心理的特徴となる3つを紹介します。
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1.自分を必死に賢く見せよう思っている(知性化)
難しい言葉やカタカ語をやたら使う人に合うと、最初はこの人は頭がいいんだろうし、よく勉強しているんだろなと思ってしまいます。
しかし、そのように思ったら相手の思うつぼです。まさに自分をより以上に賢く見せようとすることが目的だからです。これを『知性化』といいます。
自我の防衛機制の一。 知的な言葉を用いて説明したり議論したりすることで強い感情に直面することを避ける衝動。
--- 大辞林 第三版 ---
自分の心を守るための自我の防衛なんですね。 簡単に言ってしまえば、逃げたい、馬鹿にされたくないという感情からくる虚勢です。
2.自分の能力にコンプレックスを抱いている。
難しい言葉やカタカ語をやたら使いたがる人は、コンプレックスの裏返しであることがほとんどです。
自分の能力に自信がなさ過ぎて、それが強い劣等感になっていて、それを他人に知られたくない、悟られたくないとい恐怖が難しい言葉やカタカ語を使用させているのです。
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3.時代に乗り遅れたくないと思っている
現代の技術革新のスピードは、恐ろしいほどです。コンピュータ、AIといった科学技術は、学習しても数年たてばもう古いものなってしまいます。
そんな中で、常に最新のトレンドを把握しなければという強迫観念に襲われるビジネスマンも大勢いることでしょう。
しかし、焦りばかり先行すれば、地道な努力もしないで、とにかく時代に乗り遅れまいとして、ビジネス誌を買い集め、やたら新しいビジネス用語をおぼえて、そのことで自分をごまかす場合もあるでしょう。
最期にひとこと
ほんとうに知識のある人、賢い人はやたらに難しい言葉は使いません。あくまでも相手が理解することを基準に考えています。
したがって、専門家どうしなら難しい用語を多用することがあっても、専門外の人には、あくまでも一般的で分かりやすい言葉を選びます。
劣等感のある人は、相手の理解など考えていません。とにかく自分が賢く見えればいいのであって、ただ自分を守りたいだけなのです。
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