自己主張することで起こる5つのいいこと【良い人間関係をつくる】
自己主張というと少しネガティブなイメージをもたれる方がいると思いますが、それは「自己主張」と「わがまま」を混同しているからでしょう。
正当性のある自己主張は、良い人間関係を築くうえでとても大切になります。今回は自己主張がいかに個人のパーソナリテイ―の成長と良い人間関係作りに重要なのかを5つの長所を上げて説明していきます。
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目次
「自己主張」と「わがまま」は違う
まず、本題に入る前に混同されやすい「自己主張」と「わがまま」の違いを見ていきましょう。まず、両者は自分の気持ちや意見を相手に伝えるという点では全く同じといっていいでしょう。
さて、それではどこが違うかというと、それは相手を尊重しているかどうかの1点です。「自己主張」は相手の考えや意見を尊重しつつ、自分の意見を主張するということです。
これはあくまでも相手と対等の立場で意見交換することです。当然ですが意見を交わす中で相手の主張に納得して、自分の主張を取り下げる場合もあればまたその逆もあります。
これに対して「わがまま」とは自己主張の押し付けです。そこには相手を尊重する意識など微塵もありません。あるのは自分の利益だけを優先する一方的な主張です。
当然のことながら、わがままなひとは周囲の人から嫌われることになります。
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自己主張することで起こる5つのいいこと
さて、ここからは筆者の考える「自己主張することで起こる5つのいいこと」を紹介していきましょう。
誤解を防げる
自己主張をしない人は、自分の意見や考えを述べないので周囲の人からは何を考えているのかわからない「謎の人」というレッテルを貼られがちです。
それだけならまだいいのですが、自分の考えを言わないことで勝手に周囲の人から誤解を受けやすくなります。人は他人に対してどちらかというとネガティブな想像に傾きやすいので、結局、悪い方に誤解されてしまいます。
だからフェアな自己主張は、相手に誤解されることを防ぐことが出来ます。
人に好かれる
よく観察すれば分かりますが、人に好かれる人はポジティブで自分の意見や考えを気兼ねなく主張する人が多いです。適度な自己主張は、その人の感情や考えを良く表現できるので周囲のひとから魅力的に映ります。
逆に自己主張のない人は、はっきりいって人間的魅力を感じないので無視されるか嫌われることになるのです。相手を尊重しつつ、自分の考えをしっかりと主張することが人に好かれる秘訣です。
仲の良い友人が増える
自己主張することは、私はこういう人間であるとはっきりと名言することでもあります。 自分のカラーをはっきりと打ち出すことは一部には敵をつくる場合もありますが、それよりも気の合った仲の良い友人を引き寄せることになります。
そもそも全員に好かれることなどできません。 嫌われることを恐れずに自己主張していきましょう。 それこそが親友を作る秘訣です。
ストレスが貯まらない
自己主張ができない原因は、ほぼその人のライフスタイル(性格)が原因です。 その内面を探れば、ほんとうは自己主張したいのに気が弱くて自分を打ち出せない場合がほとんどです。
そのため、内心では自己主張できない自分に対してフラストレーションを感じています。自己主張しない限りストレスはたまり続けるでしょう。
ストレスから解放されるためにも、勇気をもって自己主張していきましょう。
自分のことが好きになる
自己主張が出来ない人は、そのことが大きな自分のコンプレックスになっています。その結果として自己否定しがちです。そして自己否定から自己嫌悪を生み出します。
自分のことが嫌いになるとますます自己否定に拍車がかかり、それがさらに自己嫌悪を悪化させるという負のスパイラルに陥ってしまいます。
自分のことを好きになるには自己主張をしていくことです。 自己主張が出来るようになると自信をもって自分を認めることが出来るようになります。
つまり自己肯定をすることで、頼もしいと感じる自分を好きになるのです。
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最期にひとこと
記事の冒頭でも説明しましたが、フェアな自己主張とは相手をリスペクトする前提があってするものです。一方的な自己主張は、わがままで自己中心的な嫌われ者になってしまいます。
お互いに相手を尊重したうえで遠慮なく意見を言い合うことが良い人間関係を構築し、個人においても集団においても成長を促すことではないでしょうか。
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