kazuosite☆心理学から学ぶ人生のいろはにほへと

心理学は心の働きを分析する科学です。私たちの幸福も心の働きによって決まります。このサイトでは人生を楽しく幸せに生きるためのヒントになる心理学や哲学等の自己実現をテーマにお話しを紹介していきますね。

幸せになるには『どんなときにも自分を責めない』決意が大切!

   

『自分を責める』という行為は絶対にやってはいけない行為です。自分を責めれば責めるほど自分がつらくなり、さらに自分を追い込んでしまいます。そして、それは自分自身を嫌い憎むことにもつながります。

幸せになるには、自分を愛し大切にしなけれなりません。それが幸福になるための大前提です。だから決して自分を責めてはいけないのです。

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自分を責め続ける人は幸せになれない!

自分を責め続ける人は、自分のことを愛していません。むしろ嫌っているのです。イエスキリストは「自分を愛するように他人を愛しなさい」と説かれました。

これは別のいい方をすれば、自分を愛することができなければ人を愛することができないという事です。つまり基本は自分なのです。自分にしてあげられないことは、他人にしてあげることは出来ないのです。だから自分を愛することができなければ人を愛することができないのです。

あなたは、他人から好意をもたれた時、例えば「あなたのことが好きです」と告白されたとしましょう。その時にあなたはどういう感情をもちますか?

素直に「嬉しい」という感情が沸き上がれば問題ありません。 しかし、少しでも違和感を感じたり不快感を感じたら少し考えた方がいいかもしれません。

なぜならそう感じたあなたは、自分のことを愛せない人だからです。自分を愛せない人が他人から好意を受けると「こんな嫌な自分を好きになるなんておかしい」と相手に不信感を持ちます。

これでは一生幸せになれませんよね。そのままでは友人関係でも恋愛でも幸せにはなれません。だからまず初めに自分を愛すること、自分を大切にすることが大事なのです。

何故、自分を責め続けてしまうのか?

どうしても自分を責め続けてしまうのでしょう。自分を責めてしまう人たちがいる一方で自分に対して寛容な人たちもいます。こういった人たちは概して幸せそうに見えます。どうしてこのような差があるのでしょう。自分を責めてしまう人は何故、そうなってしまうのでしょう。その考えられる原因をいくつか探っていきましょう。

1.自己否定が原因になっている

大きな原因として考えられるものに、幼少期から10歳位くらいまでの間に受けた親からの教育があります。この期間に親や周りの大人から受けた教育でその人の性格的な基盤が作られます。

親から十分な愛情を受けられなかったり、常に否定され続けてしまうと自分にプライドが持てなくなり、自己否定の習慣が身についてしまいます。それが呪縛となり何か問題があると常に「自分を責める」というライフスタイルを作ってしまうのです。

2.怒りが原因になっている

怒りが原因であることもあります。この場合に自覚はないかもしれませんが、他人に対して怒っているのです。しかし、その怒りを他人にぶつけることができない場合に、その怒りのエネルギーが自分に向かってしまいます。それが自分を責めるという行為となるのです。

3.後悔することが原因になっている

過去のことを後悔することは誰にもあることですが、必要以上に後悔したりいつも悔んでばかりいると、自分を責め続けることになります。

失敗やミスを犯しても悔やまないことです。失敗した原因を論理的に分析して防止策を考えることは重要です。これはいわば反省です。反省はいいのですが悔やむことが良くないのです。悔みは何度も自分を責めることで害あって益なしです。

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『自分を責め続ける』というライフスタイルを変える決意をする

『自分を責め続ける』という習慣は心の癖です。 あなたのこれまでの人生の中で身に着けてしまった悪しきライフスタイルなのです。アドラー心理学では、ライフスタイルは変えることができると断言しています。

このライフスタイルを意図的に変えることで人生を変えることが出来るのです。だから、今ここで次の2つのことを誓いましょう

私は自分自身を責めることをしない。
私は過去のことを悔やまない。

この2つを守ることを決意しましょう。そしてちょっとでも自分を責めている自分に気づいたら、この2つの誓いを思い起こして自分自身に何度でも言い聞かせましょう

「私は自分を責めない」「私は過去のことを悔やまない」と。
そう言い聞かせることで、必ずやあなたの悪しき心の癖は消えるでしょう。

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 - 幸福論, 悩みの解決