周りが気になる!ミスや失敗が怖い!そんな自分が情けない(人生案内_感想)
読売新聞の人気記事、『人生案内』から気になった相談を紹介してその感想を記事にしています。今回の相談は、周りの目が気になって人の顔色ばかり伺ってしまい、ミスや失敗を異常に恐れてしまうという方の相談です。
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周囲が気になる、職場でのミスが怖い!_(京都のR子さんから)
(40代のパート女性)
・相談内容
仕事で失敗したら、どうしようと思って手が震える。
そんなことを考えても時間の無駄と分かっていても、いざ職場に行くと怖くなってしまう。
こんな自分を乗り越えたい
R子さんは前に勤めていた職場での経験を切り替えらずに引きずっているそうです。女性の多い職場で、仕事でミスをするとそのことを何日もねちっこく言われました。
それが嫌でミスするのが怖くなって、仕事も余計に時間がかかるようになってしまい、さらに違うミスを起こすという悪循環になってしまったそうです。また、そんな自分を笑ってみている人たちもいて、自分が自分ではないような感覚に襲われたそうです。
また、R子さんは近所付き合いやPTAなどの付き合いでも、ついつい人の顔色を見てしまうそうです。いい年をして子供もいる自分が、こんなことで悩んでいることに情けなくなってしまうそうです。
こんな自分を乗り越えて、周囲の人や仕事の失敗を怖がらずに、自分のやるべきことに集中できるようになるでしょうか、という相談内容です。
出久根 達郎さん(作家)の回答の要約
・だれでも失敗はするし、全くミスを犯さない人間などいない。
・だから自分は「ダメな人間ではない」と言い聞かせることがが大切。
・人の顔色を見てしまうのは、自分に自信がないからである。
・あなたの失敗を笑う人なんていない。それは誰もが失敗する存在だから。
・今の自分を変えるためには「自分は強い人間だ」と思い込むことである。
・今すぐ自分に暗示をかけて、意識改革をすることが重要である。
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筆者の感想
人生に失敗やミスはつきものです。 成功は失敗やミスの積み重ねの上にあるものです。つまり辛い失敗やミスはあくまでも成功の過程なのです。
エジソンは電球を発明するのに1000回の実験に失敗したのは有名な話です。しかし、エジソンは1000回もの失敗を重ねても、なぜ途中であきらめることがなかったのでしょうか。
それは、失敗だとは思っていなかったからです。エジソンは1000回の失敗ではなく、1000回のステップを踏んで成功したという認識なのです。
人は考え方、認識の仕方で180度違ってきます。結局、どんな問題でもどう考えるか、どう認識するかに全てがかかっているのです。
もっと簡単に言ってしまえば、全てはその人の思い込みにかかっているのです。失敗を恥ずかしいものと思えば、失敗を怖がって身動きが取れなくなります。
失敗は成功へのステップ(真実)だと思えば、失敗を恐れずにどんどん行動することができます。回答者の出久根さんの言われたように、ポジティブな考えを持てるように意識改革をすることがもっとも効果的な対策です。
人の失敗を見て笑う人は、真実を理解できない愚か者です。そんな人のことは無視すればいいのです。とにかく物事のポジティブな面にフォーカスして生きていけば、人生は楽しくなること間違いありません。
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