嫌なことからしか人は学べない_中江有里_PHP2月号の感想
PHP2月新春号に掲載された中江有里さん(女優)のインタビュー記事のタイトルに惹かれて記事を読まさせていただきました。
今回はその記事の感想を書いてみたいと思います。
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嫌なことからしか人は学べない
女優の中江有里さんは小さい頃からとても内気な性格でした。人前で話すことが苦手で大抵の場合、恥ずかしい思いをしていたそうです。
友達も作るのも苦手で自分から友達を作ることをしなかったそうです。 中学に入ると自分の内気な性格も災いしてか、いじめの対象になってしまいました。
この中学3年間は気持ちがどん底で、振り返ってみてもまさに逆境の時代だったそうです 。そんな時に自分を慰めてくれたのが「書くこと」でした。
日記のように毎日のツライ苦しい思いを書くことで気持ちが楽になったそうです。書くことで自分を客観的に見ることができるようになって ネガティブな感情から離れることができるようになったのです。
また、どうしても苦しくなった時は本に逃げ込んでいたそうです。本を読んで本の世界に入り込んでしまうことで、その時だけ苦しい日常が忘れられるのです。
張りつめている心を休めるためにも、一時的に逃げることは重要です。本に限らず何かにめり込むことが出来る趣味を作るのは重要ですね。
逆境はとても苦しくて辛いのですが成長の糧でもあります。中江さんは苦しかった3年間を振り返り次のように述べています。
そこから抜け出そうと、
もがいて努力して今がある。
何もない平穏無事な毎日より、
私には得るものが大きかった。
___中江有里(女優)
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筆者の感想
誰もが生きていれば、大きな困難や苦しみに直面することは度々あるでしょう。しかし、 逆境であるからこそ、それを乗り越えようとする心が自らの魂を成長させるのです。
もしも順境な人生が永遠に続くとすれば、その人の心は停滞して成長することはできません。 極端な言い方をすれば、逆境があるから人生は楽しいのです。
ゲームだってクリアするのが難しいから面白いのです。 簡単にできたらすぐに興味を失うでしょう。人生もまた然りです。 難攻不落の人生の方が心が燃えてきますよね。
楽しいことからはあまり学びは無いのです。 嫌なことにこそ学びがあるのです。 これからは苦しいことや嫌なことがあったら、学べるチャンスが来たぞ、今こそ自分が成長できるチャンスだと思うようにしましょう。
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