あなたは常に新しい自分に生まれ変わっている!だから変われるんだ!
2017/04/22
「自分を変えたい、新しい自分に生まれ変わりたい」そう思う人はたくさんいるでしょう。今日、あなたがこの記事にたどり着いたのも、そうした思いからかも知れません。
でも、今、筆者が書きたいと思っているのは、「変わるには何をすればいいのか」というネットに氾濫しているノウハウ記事ではありません。
それとは真逆の発想です。「変わるにために、何かをする必要などない」のではないか、ただ唯一必要なのは、それを知ることではないかというお話です。
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常に変化し続けている自分を認めよう
私たち人間は、無数の細胞の集合体です。その数はなんと成人で3兆2千億個にも及ぶそうです。そして私たちの体の中では、細胞がものすごいスピードで生滅を繰り返して、新しい細胞に入れ替わっています。細胞の入れ替わりのスピードは、組織によって違いますがざっと説明すると下記のようになるようです。
皮膚の細胞 -> 28日
心臓の細胞 -> 22日
胃腸の細胞 -> 5日
筋肉の細胞 -> 2ヶ月
筋肉の細胞 -> 2ヶ月
筋肉の細胞 -> 3ヶ月
骨の細胞 -> 3ヶ月から2年
どうですか? 想像以上のスピードで私たちの体は日々変化し続けてていることが分かります。皮膚や心臓にいたっては、1か月もかからずに全くの別物になっているといことです。骨の入れ替わりが一番遅いようですが、長く見積もっても2年で私たちは全くの別人になるという事です。
でも人間の心に関係する器官は、脳と心臓でしょうから、それで考えると2か月で入れ替わっているとも考えられます。さらにもっと厳密にいえば、一秒前の自分と今の自分では、約61万個の細胞が入れ替わっているのです。もう、これであなたは、自分が常に変化し続けていることを認めざる負えないでしょう。
全ての物は変化し続けている
しかし、変わり続けているのは私たち人間だけではありません。他の動物も植物も細菌も、道端の草花も、石ころも、宇宙に存在するすべてのもの、というか宇宙そのものも常に変化し続けているのです。
この心理を3千年も前に最初に気づいて、世に説いたのが仏教の開祖であるブッダです。この心理がかの有名な「諸行無常」という言葉です。諸行無常は、「万物は常に変化し続けていて、永久不変なものは何もない」という解釈です。
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あなたはすでに変わっている
諸行無常の「この世に永久不変なものはない」という意味には、一見、儚さや悲しさを感じますが、筆者には勇気しか感じられません。それは自分も含めたすべての物は、変わることができる、いや、すでに変化しているという裏付けになるからです。
もし、あなたが「自分は変わることができない」という考えを抱いていたなら、この記事を読み終えた時点で、その呪縛から離れることができるでしょう。
最後は北斗の拳の名台詞でこの記事を終えたいと思います。
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