あなたを不幸にするマイナス自動思考!その原因と止める5つの方法
あなたを不幸にしているのはあなたの才能や能力でもなく、あなたが悪いと感じている環境でもありません。あなたを不幸にしている最大の黒幕は、あなたの頭の中で無意識に渦巻いているマイナス自動思考です。
退治すべき相手はあなたの外にはありません。あなた自身が無意識に作り出している「マイナス思考」なのです。今回はこのマイナス自動思考の原因とそれを食い止める5つの方法を紹介します。
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目次
自動思考とは?
私たちはの頭の中では、小さなものまで含めれば1日におよそ6万以上の思考が浮かんでいます。この思考は私たちの意思に関係なく、勝手に心の底から泡のように浮かんでは消えているのです。
自動思考とは、この自分の意思とは無関係に発生する頭の中の思考のことです。私たちの1日の気分や幸福感はこの自動思考によって決まります。
ポジテイブで明るい自動思考ならその人の人生はおおかた明るく前向きなものになりますが、この記事で問題にしているのはネガティブで暗い思考、つまりマイナス自動思考です。マイナス自動思考は暗い人生を体現してしまいます。
私たちが正面から立ち向かって退治すべきはこのマイナス自動思考なのです。
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マイナス自動思考になってしまう原因
マイナスの自動思考は、根深い劣等感や過去の嫌な記憶などから湧き起こります。例えば容姿の劣等感や性格的な悩み、過去のいじめ体験なのです。
これらの問題は、どうにもならない問題や解決の難しい問題、あるいは過去に終わっている話です。これらのマイナス思考に捕らわれることは全くの不毛であり、考えれば考えるほど自分を害します。どんどんネガティブの闇に引きずられることになります。
マイナス自動思考は、自分の意思に関係なく発生するものですが、その原因は確実に存在します。そしてそのマイナス自動思考の根本的な原因が自分自身に対する認知のゆがみです。これは自分に対する自己イメージに対する認識の誤りから起こります。
この認識の誤りは、幼少のころから現在にいたる失敗やネガティブな経験の積み重ねで、根付いてしまった心の垢のようなものです。
しかし、この誤った自己イメージはもちろん真実の自己ではありません。こびりついた心の垢を洗い流せば、力強い自分が輝きだします。
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マイナス自動思考食い止める5つの方法
マイナス自動思考は人生を狂わす最大の要因です。何としても頭の中で勝手に暴れまわるマイナス自動思考を撃退する必要があります。
そこでここからはマイナス自動思考を止める、断ち切る方法をいくつか紹介します。
1.思考や感情を意識して観察する
自動思考は無意識に際限なく心の中で起きています。 まずは心の中で起きている自動思考を意識的に観察することです。自動思考を意識的に観察することで、論理的に客観視することが可能になります。
自動思考を観察するうえで重要なポイントは、想起された思考がプラス思考かマイナス思考かの選別です。プラス思考は言わば善玉菌ですので排除の対象ではありません。ターゲットをマイナス思考に絞る必要があります。
それを見極める簡単な方法が、快不快による判断です。 思考には感情が伴います。そしてプラス思考には明るい気持ちやワクワク感などの快の感情がともないます。
逆にマイナス思考には不安や恐怖などの暗い気持ちなど、不快な感情がともないます。つまり不快な感情が伴ったたら、それはマイナス思考であると判断できるのです。
そしてマイナス思考と判断したうえで、これは誤った認知であるから『この思考を捨てる』と自分に宣言します。 例えばこんな感じです。
① 自動思考を観察する・・・
↓
② 不快感をともなう自動思考が発生(過去の嫌な記憶が再現される)
↓
③ マイナス自動思考である判断する。
↓
④ 誤った思考であることを自覚して、この思考を捨てる。
とにかく不快な気持ちになったら、「この思考は自動マイナス思考だな」と判断して、その思考をスルーすることです。
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2.体を動かす・運動する
マイナス自動思考は、観察により客観視することで多くの場合にスルーすることができますが、特にしつこいマイナス思考の場合は体を動かすことです。
掃除でもウォーキングやスポーツなどすぐ出来るものをやってみましょう。体を動かすことで脳の機能がそちらを優先することで、その分だけ自動思考の活動が減ります。よくモヤモヤしているときに、ジョギングなどで運動すると頭がスッキリするのはこのためです。
3.ポジティブな口癖を習慣にする
マイナス自動思考は、別の言い方をすれば頭の中で発生するネガティブなつぶやきです。 このつぶやきを潰すには自分で意識的にポジティブな言葉をつぶやくことです。
このポジテイブなつぶやきは声に出さなくても心の中でつぶやけばいいのです。とにかく口癖になるようにつぶやきましょう。
<ポジテイブな口癖の習慣の例>
・ 大丈夫、大丈夫、何とかなるさ!
・ 俺って、絶対できるやつだ。
・ 私は最後まで自分の力を信じるぞ!
・ 絶対に成功する。成功するまであきらめない
・ 毎日が楽しいし、面白い
・ 自分には無限の可能性がある
上記のように自分自身が高揚する言葉を考えて、口癖にしましょう。ポイティブな口癖はまるでボディーブローのように効いて、マイナス自動思考を駆逐するでしょう。
4.今、この瞬間に生きる
今、やるべきこと、やっていることに集中することによって、私たちは今この瞬間に生きることができます。今、この瞬間に生きている時には自動思考が入る余地がありません。いわば無心に近い状態です。
例えば時間のたつのも忘れるくらいにゲームに夢中になっている子供には、ゲーム以外のことは何も入ってきません。今、この瞬間を夢中になって生きることは、それだけで多くのネガティブな悩みを解決する手段でもあるのです。
5.1つの夢をもつ
最期にお勧めするのは、何か一つ夢を持つことです。夢をもつことで自分の方向性や行動が一元化します。夢を持つことで心が高揚して、ポジテイブなエネルギーが沸き上がります。また夢に向かい努力することで自分に自信もついてきます。
自分に自信が持てればマイナス自動思考に支配されにくくなります。そして夢は人生を輝かせてくれます。
とにかく現在、夢を持ち合わせていない人は1つの夢を持ちましょう。人は夢や目標を追いかけることによって成長するのです。夢を強い気持ちで追いかける人にはマイナス思考が棲むことは不可能なのです。
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記事のまとめ
〇 自動思考とは?
(自動思考とは、この自分の意思とは無関係に発生する頭の中の思考のことです)
〇 マイナス自動思考になってしまう原因
(マイナス自動思考の根本的な原因が自分自身に対する認知のゆがみ)
〇 マイナス自動思考食い止める5つの方法
1.思考や感情を意識して観察する。
2.体を動かす・運動する。
3.ポジティブな口癖を習慣にする。
4.今、この瞬間に生きる。
5.1つの夢をもつ
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