とても耐えられない辛い嫌なことが楽しくなる思考法!【私の幸福論】
人生を楽しく生きる人と、辛く苦しい人生を送る人の根本的な違いは何だと思いますか。それは環境ではありません。
例えば貧困で両親から暴力を受けながら育ったとしても、ひねくれたり、いじけたり、あるいは犯罪に手を染める大人になってしまうこともあれば、過去の辛い体験を反面教師にして誠実で勇気ある大人に成長する場合もあります。
それではその決定的な違いはどこにあるのでしょうか。 筆者はそれこそがその人の思考法そのものにあると思うのです。今回はとても耐えられない辛い嫌なことであっても、楽しくなる思考法(私の幸福論)を紹介します。
スポンサーリンク
「苦しい」とか「楽しい」とかは、個人の主観である
筆者は物事の本質は本来多面的であり、その物事を見る人がどの局面を見るかによって全く違ってくると思っています。そのどの局面を見るかはその人の主観(考え方)によって決定されるのです。
人生において苦しいと思われる場面に遭遇することは誰にでも何度でもあります。しかし、そこで耐えがたい苦しみと感じるか、それとも成長するチャンスとして楽しんで乗り越えるかは、全てその人の主観によるのです。
この話と直接は関係ないですが、量子力学の世界では観測することで粒子の状態が変わると言われています。詳しくはありませんが、観測することが粒子の位置など状態に影響を及ぼすということです。
ミクロの自然現象の世界では粒子の性質が観測者によって変わるということが今回の話と似ていて面白いですね。
物事の本質はサイコロのように多面的である
その人の主観によって、物事の見方が変わってくるという話をもう少し掘り下げてみましょう。筆者は物事の本質は1つではなくサイコロの目のように多面的に存在すると考えています。
そして何かあなたに問題が降りかかると、あなたはあなたの主観に元ずいてサイコロを転がして、上に出たサイコロの面を眺めて物事を判断します。
しかし、実際はサイコロには他にいくつもの局面を持っているのですが、主観に縛られているあなたはそのことの気づかないのです。
物事の楽しい面、ポジテイブな面のフォーカスする
人生が苦しくなる人は、いつも物事に対してサイコロの面の一番ネガティブな局面を見てしまいます。あなたが物事や問題に対して、苦しさや嫌な感覚を受け取ったなら、それはサイコロのネガティブ面を見ている証拠です。
そうなったら何度もサイコロ振ってみて、その物事の楽しい面やポイティブな面を見つけてそこにフォーカスするようにしましょう。
スポンサーリンク
楽しくなる私の具体的な思考法
ここからは筆者が実践している「辛い嫌なことが楽しくなる思考法」の具体的なやり方について紹介します。
例えばあなたが携わっているプロジェクトで大きなミスをしたとします。 そして上司に酷く怒られて落ち込みとても悲観的になったとします。
この時にあなたの振ったサイコロは、非常にネガティブ局面がでています。その時のあなたの気持ちはこんな感じです。
これはあなたの主観が勝手に決めた答えです。事実と一致しているという保証はありません。そこで冷静になって考えられるだけのパターンを理性で考えてみましょう。
2.冷静に考えれば致命的なミスとは言えない。むしろこのミスによってプロジェクトの問題点が見えてきた。
3.上司がきつく叱るのは、私に期待しているからだ。 そうで無ければ私をプロジェクトマネージャーにしないはずだ。
4.ミスや失敗は仕事につきものだ。 問題はそれを糧にして成功へと導くことだ。
どうでしょう。 1つの問題に対して多くの解がでてきますよね。 肝心なことは物事の事実よりもそれをどう考えるかにかかっているのです。
今後、嫌なことがあったら是非、この思考法を使ってポジティブな解を導き出して前向きに生きていきましょう。
スポンサーリンク