人間関係が苦手な人へ!アイメッセージで変わるコミュニケーション
2017/04/11
人間関係が苦手だという人には大きな共通点があります。それは自己表現ができないこと、もっとわかりやすく言うと自分の感情を表現できないということです。会話のなかで自分の気持ちを話さないと相手に信用されません。
自分の感情や気持ちを話さない人は、相手につまらない人と言うレッテルを張られてしまい、結局、離れていってしまいます。そこで今回は人間関係の苦手克服のために最も近道だと私が思っている「 アイ・メッセージ 」について紹介します。
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コミュニケーションがとれないのは自己表現ができないから
人と人が仲良くなるということは、相手と自分との間に心の絆が出来るということです。つまり心の交流が出来ていないと仲良くなることはできません。
心の交流をするにはコミュニケーションの中で相手の話をよく聞いたうえで、自分の感情や気持ちを素直に相手に伝える必要があります。人間関係が苦手な人はこの自己表現が上手くできていません。
人間関係が苦手な人は、この「 自己表現が出来ない 」という点が致命的な原因になっていますが、それに関連する形で「 他人への関心度の低さ 」や「相手を拒絶する」、「 共感力のなさ 」などもあげられます。しかし、自己表現力以外の問題は、それが解決されればおのずと解決する問題です。
<コミュニケーションがとれない人の特徴>
- 自分の気持ちや感情を表現できない
- 他人への関心が低い
- 相手を拒絶してしまう
- 共感力がない
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アイ・メッセージを使いこなすことで自己表現の達人になれる
コミュニケーションが苦手な人にとっては、会話の中で自分の気持ちを表現していくのは、とてつもなく難しく感じるかもしれません。しかし、ここで紹介するアイメッセージを用いれば、多少の練習は必要かも知れませんが、以外に簡単にできます。
なぜならアイ・メッセージの基本的な用法はきわめてシンプルで、会話の主語を「 わたし 」に置き換えるだけなのです。たったそれだけ、主語を「わたし」にするだけです。主語をわたしにすることにより、自然に文章が自分の気持ちや感情を表現する会話文になってしまうのです。まるで魔法のように。
アイ・メッセージはアドラー心理学の用語
アイ・メッセージは、アドラー心理学の用語で、主語を「わたし」にして、その後に自分の感情を述べる形態で、自己表現と思いやりで相手との信頼関係が築くことができます。このアイ・メッセージの対極にあるのが、主語を「 あなた 」にしたユー・メッセージです。ユー・メッセージは、批判的なメッセージになってしまうため気を付ける必要があります。
<友達が大事な約束を守らなかった時>
アイメッセージの例:「俺は、おまえが約束を守ることが出来なかったことに、とてもがっかりしたよ。」
ユーメッセージの例:「おまえはなんで約束を守れないんだ、ひどい奴だな」
どうですか?ユーメッセージだとどうしても批判的になってしまうために、相手との関係をさらに悪くしてしまいそうですよね。それとは逆にアイ・メッセージの言い方なら相手は素直に謝ってくれそうですよね。それとアイメッセージの主語の部分は心の中で言うことにして、実際の会話では省いても全く問題ありません。
実際の会話の中では主語なしで会話するのが自然ですからね。さて、アイメッセージを日ごろから意識して使用すれば、自分の感情を表現することに慣れてきますし、それがそのまま相手との信頼関係に繋がっていきます。継続して頑張っていけば人間関係の苦手をきっと克服できるでしょう。
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