未来は自分でつくるもの!今できることをやるんだベストを尽くせ
私は手相や占いは嫌いです。人の運命が生年月日や手相で決まるなんて、面白半分に聞くにはいいですが、それが人生を左右するとはとても思えないし、受け入れ難いものだからです。
人生の決定権は、あくまでも自分自身にあるべきであり、現実にもそうだと思います。今回は運命論に真っ向から勝負する記事です。
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人は運命に縛られる存在ではない
運命を辞書で調べると、次のような意味になります。
-- 運命 - Wikipedia
人生は天命ともいえる運命で、はじめから決められているものなのでしょうか。それともあくまでも自分の意思と行動で決まるものなのでしょうか。
生れた環境や才能で決まるという人もいるでしょう。しかし、世の中には恵まれない環境の中にあっても、不屈の意思と努力で世の中に尽くす偉人になった人もたくさんいます。
また、学業が不得意であっても偉大な実績をあげた偉人もたくさんいます。エジソンが小学校を3か月で退学させられて、母親に勉強を教わっていたことは有名です。しかし、彼は後に電球を初めてする1000件以上の発明をする大発明家になりました。
これは人間の運命は環境や才能よりも、本人の意思と努力の方が勝るという証ではないでしょうか。しかし、個人の意思を凌駕すると思われる病気や事故、天災についてはどうでしょう。こればかりは逃れらない『運命』を感じないとは言えません。
しかし、どうでしょう。病気については食事、運動、ストレス、禁煙、健康診断などに気を使えば絶対とはいえませんが、かなりのリスクを減らすことができるでしょう。
事故や天災についても、日ごろの安全意識の高さや日頃の準備などでかなりのリスクを減らすことができるでしょう。例えば津波だったら、日頃から避難場所(高いところ)を決めておいて、警報が鳴ったら躊躇なく移動するという意識をもつことで、自分の命を守ることができます。
つまり、人生におけるほとんどの問題は運命ではなく、自分の意思と選択(努力)によって決まるのです。人は運命に縛られる存在ではないのです。
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今できることにベストを尽くす
運命論は、つねにもっともらしい理屈をつけて、なにもやりたくない、努力したくない人間に言い訳を与えてしまいます。できない事を環境や状況の責任に押し付けて、「運命だからしかたがない」と思うのは、只々、人生から逃げているだけです。
リアリストであるアドラー(心理学)は、運命論を真っ向から否定しています。運命とはあくまでも自らの手で作り上げるものだと断言しています。
そして、
葉っぱが落ちるときは
落ちるにまかせる
ーー アドラーの言葉(運命論)--
「〇〇だから出来ない」と、出来ない理由ばかりを探していては一歩も前に進めません。未来は自分でつくるものです。なにも考えず、頭を空白にして等身大の自分にできること、今自分にできることにベストを尽くしましょう。
そして結果については黙って受け入れましょう。でも心配する必要はありません。もし、失敗したとしてもまた立ち上がればいいのですから。
参考引用文献
アドラー100の言葉(なりたい自分になるための心得)
宝島社
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