幸福になれないのは『自分はダメな人間』という発想が間違っていた!
2017/06/07
今回は根本的な発想の転換のお話です。苦しみの中にある人は今の自分が未熟で「ダメな人間」だから、なんとかこのダメな自分を変えなければならない、という基本的な発想があります。
苦しみから抜けられない、幸せにならないのはこの基本的な発想に間違いがあるのです。
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自分はダメな人間であるという発想が、幸福になれない元凶である
私たちは毎日の忙しい生活の中で、過剰なストレスを受けながら、傷つき劣等感に打ちひしがれて、時にダメな自分を恨んだりもします。
そして、
とい強迫観念にも近い気持ちが生れます。
そして「人間関係を良くしよう」「性格を改善しよう」「夢を掴もう」とりっぱな目標を立てますが、なかなかうまくいきません。
そして簡単に挫折して劣等感と自己批判を繰り返します。またそれが「自分はダメ人間である」という認識を強化することになります。
自分はダメな人間だと思っている人は、ほとんどこの繰り返しではないでしょうか。これではいつになっても幸せが訪れることはありません。
諸悪の根源は、最初の「自分はダメな人間だ」という発想です。心の奥に「ダメな人間は何をやっても上手くいくはずがない」という気持ちがあるのです。
幸福になる人、成功する人ははじめから自分は出来る人間だと思っています。自分を尊敬しています。「できる人間は何をやってもできる」というは発想があるのです。
そういう人は何をやっても上手くいきます。だから「自分はダメな人間だ」とは微塵も思ってはいけないのです。
このは発想ありきでないと物事はうまくいかないのです。幸せにはなれないのです。しかし、自分に自信がない人が、そう思い込むのは至難の技でしょう。
そこで次は、本来の自分は「尊敬できる人間」であるということを納得してもらうために少し仏教のお話をしたいと思います。
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人間の心は本来、清らかで永遠のものである
ブッダの思想には、人間の心は本来清らかで永遠のものであるという発想があります。つまり、悩みや苦しみに左右されない悟りの境地がそもそも備わっているというのです。
それでは、なぜ、私たちは悩みや苦しみを持つのでしょう。それは心が妄想の雲に覆われてしまっているからにすぎません。あなたの本来の心は、ダイアモンドのように輝く無敵な心なのです。だから「自分はダメな人間」だなんて思ってはいけません。
「自分の心は、ほんとうは無敵なんだ」と思うだけで全てが輝いて見えませんか。逆に「自分はダメ人間」だと思ったら、不満や劣等感という妄想がたちどころに湧き上がってきます。
そうなんでんす。全ては最初の発想にあるのです。しかし、この「自分の心は本来、清らかで無敵である」という発想は単なる思い込みではありません。真実なのですから。
参考図書
心がスーッとなる ブッダの思考術
成美文庫
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