幸せになりたいと思ったら、自分に問うべき6つの質問(名言から学ぶ)
2017/12/30
「幸福な人は皆同じように幸せに見えるが、不幸な人は千差万別に見える。」という言葉をよく耳にします。確かに幸福な人には多くの共通点が存在します。
この共通点にフォーカスすれば幸福になるための条件がみ見えてきます。では、その条件となんでしょう。最近その答えとなる名言をみつけました。今回はその名言をベースにして、幸福になるための鉄板の法則を筆者の考えとともに紹介します。
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目次
幸せになるための6つの質問
まずはアメリカの作家、ダン・ポインターさんの名言をご覧ください。
自分のしていることが好きですか?
毎日を楽しみにしてますか?
いつも研究していますか?
人を助けていますか?
お礼をしてますか?
ーーダンポインター(作家)ーー
この名言に出会ったときに筆者は大きな衝撃をうけました。それはこの名言がまさに幸福になるためのガイドラインに見えたからです。
あなたがもしこの6つの名言に全て「yes」と答えられたら、あなたは絶対的な幸福者といってもいいでしょう。そして、「no」と回答する数が多ければ多いほど、不幸度が増すということになります。
まずは6つの質問に回答してから次の解説にお進みください。
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好きなことをしていますか? 自分のしていることが好きですか?
この2つは最も重要な問いかけです。やはり、幸福を感じているひとは皆さん、好きなことを仕事にしている人が多いですよね。お金のため、家族のために割りきって嫌な仕事を我慢しているもたくさんいるでしょう。
しかし、それでは自己犠牲感がはんぱありません。もし、今自分のしている仕事がつまらないと感じているなら、ちゃんとそのことに向き合うべきではないでしょうか。
あきらめたり、仕方ないと放置していると人生のかぎりある時間は、非情なまでに過ぎ去ってしまいます。もし、すでに好きなこと(仕事)見つかっているひとは、思いきって動きだしましょう。
今あなたに必要なものはただ1つ、勇気です。そして、もしあなたが好きなことが見つからないと思い悩んでいるのなら、まずは本気で今の仕事に取り組むことです。
物事は本気で取り組まないと、その良し悪しは分からないものです。また本気で向き合うことで今まで見えなかったやりがいや楽しさを発見できるかもしれません。
今の仕事が自分に合っているかどうかは、そのあとで判断すればいいのです。そしてもしそれでもだめだったら、新たなことにチャレンジしていけばいいのです。
失敗は恐れる必要はありません。偉大な成功者であっても最初は失敗の連続です。失敗は、大いなる学びです。その先に絶対なる成功(幸福)が必ず存在しているのです。一歩踏み出す勇気をもちましょう。
毎日を楽しみにしてますか?
幸福な人は人生を楽しむことの達人です。 いかなる環境であっても、それはほとんどの人にとっては苦しみでないしか状況であっても、そこにポジティブな面をみつけて楽しむことが出来る人です。
幸せは持てるモノで決まるのではありません。その人の物事に対する捉え方、考え方がで決定されるのです。
お金持ちや、地位、名誉のある人が必ずしも幸せでないことは誰でも知っていることです。 持てるモノが多い人は、それを失う不安とともに、それを守るための苦労も大きいものです。
普通の生活ができるだけの富があれば、それ以上は直接的に影響はないのです。
一番必要なものは、
なのです。
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いつも研究していますか?
これは分かりやすく言えば、「努力していますか?」ということでしょう。 アドラー心理学では、人間の行動のすべてはその人の目的にもとづいていると結論付けています。
今年(2017)の7月に亡くなられた医師の日野原重明さん(105歳)のNHKでの最期のインタビュー映像の中で、日野原さんが最後に残した言葉が「キープ・オン・ゴーイング」、前進しつづけようという言葉です。
人間はもちろん、生命全体の遺伝的に仕組まれている目標が進化であることを考えれば、私たちが成長するために努力する、研究していくことは必然であり、そのことで幸福を感じるのは自然なことですよね。
人を助けていますか?
これは大乗仏教でいう「利他行」に少し通じるように思います。 菩薩業といってもいいと思うのですが、要は人のために動けるかということです。
人間は、共同体社会の中で生きています。 決して一人では生きられません。 つまり一人だけ幸せになっても、周りの人が不幸だったら、ほんとうに幸せにはなれないのです。
朽ち果てることのない幸福は、
そしてあなたにも幸福になって欲しい
という「WinWin」の関係でこそが真実の幸福の形です。 ただし、そこに自己犠牲があってはいけません。あなたも私も等しく尊い存在なのですから。
これは別のい方をすれば、まさしく「愛」です。 自分を愛すること、そして他人を愛することです。
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お礼をしてますか?
これは感謝の心ですよね。そして謙虚な心も表しています。私たちは一人で生きているように感じますが、実際はたくさんの人のおかげで生かされているのです。
お母さんが生んでくれたから、この世に存在しているのです。両親が育ててくれたから大きくなれたのです。学校で先生が教えてくれたので、知識が身にについたのです。
病気になれば医師や看護師に助けてもらえます。社会の仕組みがあるから安心して生きられるのです。 私たちひとりひとりが多くの人に助けられ、生かされていることを知れば感謝の心は自然に芽生えます。
感謝の心で生きれば傲慢さや不遜な感情は消え失せて、心安らかで平和な気持ちが訪れ、静かな幸福感に包まれることになります。
最期にひと言
あなたは、この名言の6つの質問にいくつ「Yes」と回答できましたか? 筆者の考えではたとえ1つであっても素晴らしいことだと思います。
この6つの質問のすべてに「Yes」と回答できる人は、もう聖人といってもいいレベルでしょう。
この6つの質問は、幸福であるためのガイドラインです。時々、自分に質問して自分自身を見直してみましょう。
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