ブレイン プログラミング:脳をだまして悩みを解決する!世界一受けたい授業
2017/12/27
2月16日に日本テレビで放送された世界一受けたい授業では、ベストセラーになったブレインプログラミングの著書 バーバラ・ピーズさんがゲストとして招待され、脳をだまして悩みを解決する方法を紹介していました。
夢を叶えたい時や問題を解決するための方法として、これまでにない論理的かつ具体的で 脳科学的にも実証された説得力ある話に驚かされました。
今回、筆者の考えも入れながら紹介したいと思います。
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目次
脳を騙すとはどういうこと。
何をやってもうまくいかない、やりたいことがあっても努力できない、やる気が続かないなどの思いは多くの人が感じていることだと思います。
しかし、バーバラ・ピーズさんによれば、これらのことは脳を騙せば簡単にできると言います。その方法とは、脳の仕組みの鍵となるRAS(網様体賦活系)を再プログラミングすることです。
RASというのは、哺乳類の脳の奥にある脳幹の毛様体という神経の集まりでできており、 生命活動を維持する働きがあります。
また、それだけではなく毎秒、目や耳などの感覚器官から入ってくるモノ凄い大量の情報をふるい分けて必要で大事な情報だけ抽出するという機能があります。
脳をだますとは私たちが望むことをRASが選びとるように仕向けることを言います。 それではテレビで紹介されていた具体的な方法を紹介します。
脳をだますことでダイエットも成功
ダイエットの時に最も重要な事は、目標体重を手書きで紙に書くことです。 目標体重を紙に書くことによって脳のRASが活性化します。 そして目標達成のために必要な情報をどんどん集めるようになります。
具体的にはダイエットを達成するためのアイディアが浮かんだり、必要な情報が目や耳から飛び込んでくるようになります。 そのことでやる気やモチベーションを維持しながらゴールまで自動的に導いてくれるのです。
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脳をだましてタバコをやめる方法
タバコをやめる場合でも目標を具体的に紙に書くことでRASが活性化します。しかし、 そこで注意することがあります。それは手書きで書くこと、 否定文ではなく肯定文で書くということです。
例えば
はNGで
が正解です 。
脳は肯定的な言葉しか想像できません。「タバコを吸わない」とインプットしても脳のイメージにはタバコをぷかぷか吸う映像がでてしまいます。
この脳が感じるイメージは、「タバコを吸わない」ではなく「タバコを吸っている」という解釈です。つまり否定文を肯定文として受け取ってしまいます。 目標は肯定文で書くことを徹底しましょう 。
脳をだまして学習力アップ
受験や資格勉強など、まとめて勉強する必要があるときには、長時間勉強をしがちになります。しかし、これは実際には効率的ではありません。脳は連続的に勉強すると、どこまでやったかがわからなくなります。
一見不合理に見えますが、勉強中に何回もこまめに休憩をとることが効率的です。勉強の途中でまめに休憩をとることで脳にゴールが近づいていることを実感させることができて、集中力がやる気が逆にアップするのです 。
脳をだまして緊張を和らげる
自信がなくて緊張したり不安を感じているときに、緊張を和らげる方法があります。それはポパイになったつもりで「力こぶ」を作ることです 。
力強いイメージで力こぶを作ることで、脳が自分は力が強いと錯覚して体に指示を送り ます。 すると体内のテストステロンが上昇してやる気と自信が湧き上がってきます 。
子供に優しい子だと実感させる方法
子供は親の影響を直接的に受けるので褒めることは重要です。しかし、ただ 「優しいね」 というだけではなく、その後に一言付け足すことが重要です。
と付け加えるのです。人は直接面と向かって褒められるよりも、人からまた聞きしたほうが信頼できる情報だと認識するからです。
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この記事のポイント
<ブレイン プログラミング:脳をだまして悩みを解決する!世界一受けたい授業>
1.脳を騙すとはどういうことは、、脳の仕組みの鍵となるRAS(網様体賦活系)を再プログラミングすること。
2.目標は手書きで紙に書きだす。その時に否定文ではなく、必ず肯定文で書く。
3.学習力アップの方法としては、こまめに休憩をはさむことが重要。
4.やる気と自信を体から脳に伝達するには、力強く「力こぶ 」をつくる。
5.人は直接面と向かって褒められるよりも、人からまた聞きしたほうが信頼できる情報だと認識する。
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