聞き上手とはどんな人?【聞き上手になるための必須8カ条】
2017/04/11
自分が会話をしていて楽しいと感じたり、気持ちよく話せているなと感じたりする時は間違いなく、相手の人が聞き上手な人です。聞き上手な人は話をしっかり聞いて共感してくれたり、的確な質問をして話を引き出したりしてくれます。人は、自分のことを認めて共感してくれる人が大好きです。
だから聞き上手な人はどこに行ってもモテモテです。人に好かれるひとになるには、会話力を身につけようと頑張るよりも聞き上手になることを目標にした方が早道かも知れませんね。そこで今回は、聞き上手になるための必須8カ条を紹介します。
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目次
1.聞き上手はうなずきの達人である
うなづきは相手の話をちゃんと聞いていますよというサインです。あなたはこのうなずきのサインをしっかり相手に送っているでしょうか。 相手の話を聞くことは、かなりのエネルギーを使います。つい手を抜いて、適当にうなずいていると相手はすっかり話す気を失ってしまい、あなたへの信頼度も減点されてしまいます。
うなずきは聞き上手の基本です。是非ともうなずきの達人を目指しましょう。さて、うなずうき方の基本ですが、まずは相手の顔をしっかり見てうなづきましょう。下をみたり関係ない方を見てうなづいていたら、相手は自分の話を聞きたくないんだなと判断してしまいます。
次にうなづくタイミングですが、相手の話を遮るのはタブーです。うなずきが相手の話にかぶらないように会話の切れ目、文章でいうならば句読点のところがベストですね。それとうなづきの回数ですが、多すぎるとわざとらしいし、相手に「ほんとに聞いてる?」と疑われます。
かとい言って少なすぎても、聞きたくない感がでてしまうので自然に感じる回数となると、やはり会話の切れ目のタイミングですね。うなづき方は、相手の話に合わせて考えましょう。楽しい話や興味のある話だったら、「うん、うん」と話に食いつき気味に話すとか、重い話だったらゆっくりと「う~ん」とうなずくとか、臨機応変にかえることが重要です。
最初は意識的に行わないと出来ないと思いますが、回数を重ねるごとに上手になります。最終的に会話に溶け込んでいれば自然に効果的なうなずきができるようになるでしょう。
- 相手の顔をちゃんと見てうなずく
- うなずくタイミングは、会話の切れ目
- うなずき過ぎない
- うなづき方は、相手の話の内容に合わせる
- 会話に溶け込めば自然とうなづける
2.聞き上手は相槌 の達人でもある
聞き上手はうなずきの達人であるとともに、相槌 の達人でもあります。相槌 は相手の話に「 私は共感してますよ 」というサインです。このサインをもらうと相手は安心して話せます。気をつけたいのはワンパターンにならないこと。ちゃんと気持ちの入った相槌 であることです。
たまにいますよね。気持ちのない「へえー そうなんだ」というワンパターンの相槌をする人、こういう人とは会話をしたくないですね。ワンパターンにならないための、「あいうえお」相槌というものがありますので紹介します。
- 「 あぁ! そうなんですね 」
- 「 いや! それはないですよね 」
- 「 うーん、それはひどいなあ 」
- 「 エーッ! ほんとに! 」
- 「 オー、やりましたね! 」
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3.質問は5W1Hを有効に使う
会話の中で、効果的な質問を入れることにより話が広がって面白くなります。質問は聞き上手な人の頼もしい味方です。質問の中で鉄板となっている質問が「5W1H」です。質問の基本ですが、この質問だけでもかなりの話の展開が期待できます。そして、この「5W1H」をちゃんと使いこなす人も少数です。聞き上手になるために使いこなしていきましょう。
When(いつ)Where(どこで)Who(だれと)what(何を)why(なぜ)how(どのように)
それではここで最悪のワンパターン会話と「 相槌と5W1H 」を使用した会話の参考例を紹介します。
相手: 「 実は昨日、美味しいパンケーキのお店に行ったんだ! 」
あなた: 「 ふーん」
相手: 「 かなり美味しかったよ! 」
あなた: 「 あぁ。。」
ーーー 会話終了 ----
相手: 「 実は昨日、美味しいパンケーキのお店に行ったんだ! 」
あなた: where~ 「 エーッ ほんとに 」「 どこのお店なの? 」
相手: 「 原宿の○○っていうお店よ! 」
あなた: who~ 「 オーッ すごい 」「誰といったの?」
相手: 「 誰だっていいでしょ! 」
あなた: why~ 「 エーッ 何で秘密なの 」「もしかして彼氏できました?」
相手: 「 まあ そんなところ! 」
あなた: when~ 「 オーッ やりましたね 」「ところでいつから付き合ってるの?」
――― 会話は延々と続く -----
4.感嘆詞を効果的に使う
会話の途中で、感嘆詞を使用すると会話が盛り上がります。ノーマルな相槌だけでなく、時々感嘆詞を入れると効果的です。
「かっこいい!」「びっくり!」「やられた!」「すごーい!」「うおー!」「うわあ!」
5.話の腰を折らない
話の途中で、話を遮って自分の話をしだすのは、会話としてのモラル違反です。話の腰を折られた方はかなり嫌な思いをします。こういうことは会話のなかで、しばし起こることですが相手の話を聞いていない典型的な例です。聞き上手を目指す人にとっては、絶対にあるまじき行為です。自分の話をしたい衝動に駆られても、必ず相手の会話が終わるまで待ちましょう。
6.オウム返しのすごい効果
「 明日が私の誕生日なんですよ 」
「 誕生日なんですね 」
このように、相手の言葉を繰り返す方法をオウム返しといいます。相手は自分の言葉を繰り返してくれるので、ちゃんと聞いてくれているという安心感に包まれるため、和やかな雰囲気をかもし出すことが出来ます。聞き上手の人には欠かせないテクニックです。しかし、多用しすぎるとしつこくなってしまうので、使いすぎないようにしましょう。
7.心を開いて共感する
さて、ここまでは会話のテクニック中心にお話ししましたが、テクニックだけに走るのは良くありません。小手先だけのテクニックに終始すると相手にも気づかれてしまいます。会話に魂も入れ込みましょう。
それでテクニックが、本物の会話に進化します。人間同士が仲良くなる時はお互いの心が共感した時です。心を開いて会話に溶け込んで、相手の気持ちを理解して心を共感させましょう。
8.リラックスする
こちらが緊張すると相手も緊張します。相手と自分は鏡のような関係です。緊張した状態での会話ではどんなテクニックをつかっても全て裏目に出てしまいます。リラックスすることが最も重要です。会話する前に出来るだけ、自分をリラックスさせましょう。ここでは簡単にできるリラックス法を紹介します。
人間の心を奇麗にしてくれる、癒してくれるのは「感謝の心」です。感謝の心が脳に湧き上がると、人間の脳はリラックス状態になります。そして感謝を表現する言葉は「ありがとう」です。ありがとうという言葉には人間の心を癒す力があります。ですから心が緊張しているときは、心の中で「ありがとう」を何度も唱えましょう。
話し上手は聞き上手
ここまで聞き上手の話をしてきましたが、最後に話し上手の話をしたいと思います。話し上手な人とは、単に饒舌に話が出来る人を指しているわけではありません。話がうまくても自分の話ばかりしたがる人は最悪です。本当の話し上手の人は、相手の話もちゃんと聞きます。つまり、話し上手であるまえに聞き上手な人でもあるのです。
つまり、聞き上手は会話のベースであり、そこの発展形が話し上手ということです。ですから聞き上手になりたいと思う人はもちろん、話し上手を目指す人も最初に目指すのは「 聞き上手な人 」というお話しでした。
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