青春とは年齢ではない!人生100年時代の生きがいを考える名言_サミュエル・ウルマン
日本人の平均寿命は、平成26年度のデータで男性が80.98歳、女性が87.14歳で、香港につぐ世界第2位です。いまや先進国の平均寿命は1日5時間というスピードで伸び続けているそうです。
このまままでいくと、なんと2045年には平均寿命が100歳の時代が到来するのです。近い将来、定年で退職した後の第二の人生が40年もある時代が迫っているのです。
この人生100年時代を生きぬく知恵をサミュエル・ウルマンの「青春の詩」の名言から学びましょう。
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青春とは年齢ではない_サミュエル・ウルマンの「青春の詩」より
まず、アメリカの実業家で詩人のサミュエル・ウルマンの「青春の詩」の中から次の名言を紹介しましょう。
好奇心と情熱さえあれば、
その人はいつも青春だ
ーーサミュエル・ウルマンの「青春の詩」ーー
実はこの記事の前に105歳で今年の7月に亡くなられた日野原重明さんの記事を書きました。日野原重明さんの人生そのものが、まさに人生100年時代を生き抜くための見本になります。
日野原さんは、105年間、常に情熱的に前向きに前進し続けた人生でした。その姿勢は死の直前まで変わりませんでした。これからの時代は、「定年すぎたら年金で余生を静かに暮らす」というありがちなイメージは通用しない時代になるでしょう。
日野原重明さんの名言に学ぶ_keep on going 前進し続ける、やり続けることの大切さ
老人といっても現代の老人は見た目も若いし体も元気です。これからの日本は政府も経済界も健康的な老人に頼らなければ、生き残れない時代がもう来ています。
サミュエル・ウルマンの言葉のように青春は年齢ではありません。若くても無気力な人には青春は訪れません。かたや100歳でも、やる気と好奇心と情熱がある人は、いつでも青春の真っただ中にいるのです。
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第二の人生は、第一の人生よりも濃い
人類の寿命は時代が進むごとに伸びてきましたが、戦後は日本の経済復興とともに食生活の充実や医療整備の影響もあり、急激な寿命の延びを示し続けています。
縄文時代の平均寿命は31歳、江戸時代が45歳、昭和22年で52歳、平成19年で82歳となっています。現代は縄文時代から比べると3倍近い寿命になっているのは驚きです。 ちなみに現在20歳の人の半数は100歳まで生きられるそうです。
60歳以降の人生は第2の人生といっても、これまではおまけのような感じがありました100年時代を迎えようとする現代では全く扱いが違ってきます。
まず、第1の人生ですが成人を迎えるまでは教育時期と大雑把に考えると、20歳から60歳までの40年間が活動期間です。そして人生100年時代の第二の人生は60歳から100歳までの40年間となります。
健康で100歳を迎えられる人は、人生をまるまる2回楽しめるといっても過言ではありません。しかも。第二の人生は経験と知識を第一の人生で十分に積み重ねたうえでの40年間の人生です。
内容と質を考えたら、第2の人生の方が内容も質も濃い素晴らしい人生になるはずです。だからなおさらのこと、やる気のある人とない人の格差は深刻なものになるかもしれません。
いま、私たちに求められているのは、年齢に関係なく常に興味と情熱をもって生きていくためのハートです。だからいつだって新しいことに挑戦していきましょう。いつだって色々なものにワクワクする心を持ち続けていきましょう。
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