永遠につづく苦しみなどない!冬は必ず春となる_日蓮の名言
人生には時に大きな精神的な苦痛を伴う苦しみが起こることがあります。そんな時は自分を見失い自暴自棄になったり、あるいは自分の命をも絶とうと考えてしまう人もいるでしょう。そんな人たちに是非聞いてほしい日蓮の名言を紹介します。
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日蓮宗の信徒である妙一尼午前にあてた手紙
まずは、日蓮の名言を紹介します。 この名言は日蓮宗の信徒である妙一尼午前にあてた手紙の内容です。
いまだ昔より
いかず、みず、
冬の秋とかえれることを。
--- 日蓮(日蓮宗開祖)---
この手紙文は 、日蓮が苦境に陥っている信徒に当てた手紙です。この名言は日蓮宗の信徒に限らず、 一般的に普遍的に通じる名言であると筆者は感じています。
永遠に続く苦しみ など存在しない
今がたとえ手も足も出ない極限の苦しみの中にあっても苦しみが永遠につづくことはなく、必ずその終焉が訪れます。冬は必ず春となる。 冬が秋に戻ることはありません。必ず時間の経過とともに冬の後には春が訪れるのです。
嵐のような苦しみも 必ず時の経過とともに苦しみは終焉を迎えます。だから諦めてはいけません。今は耐える時なのです 。 必ず来る春を信じて、自分を諦めたり自暴自棄になったり、ましてや自分の命を粗末にすることは決してやってはいけません。
苦しんでいる人はあなただけではありません。人生は良いこともあれば悪いこともあります。 今が極限に苦しい状態であるならば、峠はすぎてもう春はそこまで来ているといってもいいでしょう。
今は自分を信じて、必ず訪れる春を待ちましょう 。
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苦しみは 成長の糧である。
苦しみは誰もが避けたいものです。 しかしその本質は自己の成長のためにはなくてはならない栄養源となるのです。なぜなら人間は順境の中では現状に満足して努力を怠りがちです。
逆境の世界にあってこそもがき苦しみ、 その苦しみをエネルギーに変えて自分をもう1段階上に上げることができるのです 。
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