kazuosite☆心理学から学ぶ人生のいろはにほへと

心理学は心の働きを分析する科学です。私たちの幸福も心の働きによって決まります。このサイトでは人生を楽しく幸せに生きるためのヒントになる心理学や哲学等の自己実現をテーマにお話しを紹介していきますね。

あなたは自分の目標を達成できますか?目標設定と達成法の心理学的なコツ

   

目標を達成するためには、ただ頑張るだけでは不十分です。心理学的なコツを知って、効率的に目標に近づく方法を学びましょう。この記事では、宣言効果、一貫性の法則、ホーソン効果という3つの心理学的なコツを紹介します。これらのコツを使えば、あなたも自分の目標を達成できるようになるでしょう。

コツ1:宣言効果を利用する


目標を達成するためには、自分の目標を明確にすることが大切です。しかし、それだけでは不十分です。自分の目標を他人に伝えることで、より達成意欲が高まるという心理学的な現象があります。これを「宣言効果」と呼びます。宣言効果により、自分の行動に責任を感じるようになり、目標達成のために努力する傾向が強まるという効果です。

宣言効果は、自己イメージの維持や社会的な期待に応えるという動機づけが働くことで生じます。宣言効果を利用するには、以下の3つのポイントに注意しましょう。

● 宣言する相手は、自分の目標に対して理解や支援をしてくれる人が望ましいです。逆に、否定的な反応をする人や競争心を煽る人は避けましょう。

● 宣言する内容は、具体的で測定可能なものが良いです。例えば、「ダイエットする」という目標よりも、「3ヶ月で5キロ減量する」という目標の方が宣言効果が高まります。

● 宣言した後は、定期的に進捗状況を報告しましょう。報告することで、自分の行動を客観的に見直すことができます。また、相手からのフィードバックや応援も受けられます。

以上のように、宣言効果を利用することで、目標達成の確率を高めることができます。自分の目標を他人に伝えることで、自分の行動に責任を持ち、やる気を引き出すことができます。

コツ2:一貫性の法則を活かす


一貫性の法則とは、人は自分の言動に一貫性を持ちたいという心理的な傾向のことです。例えば、あなたが「今年は本を100冊読む」と宣言したとします。その後、本を読む機会があったときに、あなたは「自分は本を100冊読むと言ったから」という理由で、本を読むことを選択しやすくなります。

これは、自分の宣言と一致する行動を取ることで、一貫性の法則に従っていると感じるからです。一貫性の法則を目標達成に活かすには、以下のような方法があります。

目標を具体的に書き出す
目標を公表する
目標に関連する行動を習慣化する

目標を具体的に書き出すことで、自分が何をしたいのか明確になります。また、目標を紙やノートに書くことで、目に見える形にすることができます。これにより、目標が自分の一部になり、それに沿った行動を取りやすくなります。

目標を公表することで、他人からの期待や評価が働きます。自分だけではなく、周囲の人も自分の目標を知っているということは、強いモチベーションになります。また、目標達成の進捗や成果を報告することで、フィードバックや励ましを得ることができます。

目標に関連する行動を習慣化することで、意志力や気力に頼らずに目標達成に近づくことができます。例えば、「毎日30分間英語を勉強する」という目標がある場合、毎日決まった時間や場所で英語の勉強をするようにします。これにより、英語の勉強が自然な日常の一部になり、継続しやすくなります。

以上のように、一貫性の法則は目標達成に有効な心理学的なコツです。自分の言動に一致するように意識することで、目標へのコミットメントやモチベーションが高まります。ぜひ試してみてください。

コツ3:ホーソン効果を使う


ホーソン効果とは、人が注目されると、その期待に応えようとして頑張るという心理現象です。この効果を目標達成に活かすには、自分の目標を周りの人に宣言することが有効です。目標を宣言することで、自分に対する周囲の関心や期待が高まります。また、自分も周囲に対して責任感や義務感を持つようになります。

これらの感情がモチベーションを高めて、目標達成に向けて努力する気力を生み出します。宣言する相手は、信頼できる人や目標に関心のある人が良いでしょう。相手が応援してくれたり、アドバイスしてくれたりすると、さらに効果的です。逆に、否定的な人や批判的な人は避けましょう。彼らはあなたのモチベーションを下げる可能性があります。

目標を宣言する際は、具体的で明確な内容にしましょう。例えば、「ダイエットする」という目標は曖昧ですが、「3か月で5キロ減量する」という目標は具体的です。具体的な目標は、自分も相手も理解しやすく、達成度合いも測りやすくなります。

ホーソン効果を使って、自分の目標を周りの人に宣言しましょう。そうすれば、あなたは周囲の期待に応えようとして、より一層頑張ることができるでしょう。

おわりに


この記事では、目標設定と達成法の心理学的なコツを紹介しました。宣言効果、一貫性の法則、ホーソン効果を使えば、自分の目標に向かって効率的に行動できるでしょう。もちろん、これらのコツだけでは十分ではありません。目標は自分にとって意義のあるものでなければなりませんし、適切な計画や評価も必要です。

しかし、心理学的なコツを知っておくことは、目標達成の成功率を高める一助となるはずです。あなたもぜひ試してみてください。

 

 

関連:
モチベーションが上がらない人に伝えたい。目標設定の成功法則
『私はできる』と公言しよう!パブリックコメントで目標を達成する方法
『過去との決別』こそが未来を切り開くカギだ!目標をもって生きろ!
【夢を実現する!】驚くほど目標達成能力を高める5つの方法
ベンチマーキングで自分の夢を掴む!『最も効率のよい目標実現法』
『 夢は大きく、目標は小さく 』これこそが失敗しない成功の秘訣!
夢や目標を達成したいのに壁を感じてしまう時の名言ベスト3

参考サイト:
- [上手な目標設定には「5つのゴールデンルール」あり。これで ...]
- [心理学者に学ぶ、心理学的に正しい目標達成の方法 | くる ...]
- [目標達成に使える心理学3選【意外な事実アリ】
- [やる気・モチベーションを上げる!目標設定のNG例と3つのコツ ...]

スポンサーリンク

 - 夢や目標の実現, 自己実現