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『 夢は大きく、目標は小さく 』これこそが失敗しない成功の秘訣!

      2018/02/12

夢を大きく持つことは全く悪くはない。むしろ小さく持つことの弊害の方が大きい。何故なら人間の可能性には基本的に限界がないのに、小さな夢ではその人の可能性を制限してしまう可能性がある。

まさに「少年よ大志を抱け」である。しかしながら夢にたどり着くまでの過程には神経を使う必要がある。いきなり大きな目標を設定することは勧められない

それはリスクが大きすぎるからだ。失敗しないためにはリスクの少ない小さな目標を積み重ねるべきである。

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目標を大きくするリスクと目標を小さくするメリット

夢が大きいことはいいことである。しかし、目標が大きすぎることには問題がある。たしかに大きい目標は大いにあなたをやる気にさせるだろう。

しかし、それは失敗のリスクも高いし、失敗した時の心の痛手も大きい、つまりハイリスクなのである。実現性の高い小さな目標ならば、失敗のリスクが小さい。しかし、達成することによる快感はモチベーションを維持するために十分なものがある。

極端な話をすれば、夢を達成するために大きな目標を10個クリアーするよりは、小さな目標を100個クリアーする方が、モチベーションは維持しやすいし、夢を実現する可能性は圧倒的に高いのである。

失敗しない目標は夢までの道のりを細分化すること

失敗しない目標を設定する秘訣は、夢までの道のりをできるだけ具体的に細分化することだ。細分化され具体的になった目標は、リアルなやる気を起こすことが可能だ。

例えばある2人の12歳の女の子がアイドルになってメジャーデビューをするという夢を持ったとします。仮にA子さん、B子さんとします。

A子さんは夢のためにとりあえず歌とダンスを習うことにしました。

<A子さんの夢と目標>
夢 :18歳までにアイドルになってメジャーデビューする。
目標:とりあえず歌とダンスを習って上手くなる。

Bこさんは、夢を実現するにはどうしたらよいか調査して、できるだけ目標を具体的に細分化して設定しました。

<B子さんの夢と目標>
夢 :18歳までにアイドルになってメジャーデビューする。
目標①:ボイトレとダンススクールに通い始める。
目標②:歌とダンスを習いつつ、3年間で100回のアイドルオーディションを受ける。
目標③:自分の歌とパフォーマンスをユーチューブにあげる。
目標④:ツイッターやインスタグラムで自分をアピールする(フォローワー1万目標)
目標⑤:①~④の活動を通じて18歳までにメジャーデビューを果たす。

どうでしよう。A子さんの夢は大きいですが、具体的な行動目標が漠然としていて、実現力は低いと言わざる負えません。それに引き換え、B子さんの目標は具体的で夢を実現するための目標が細分化されています。

行動が視覚化されていて、モチベーションも高まりそうです。A子さんとB子さんでは、圧倒的にB子さんの方が夢の実現力が高いと言わざる負えません。

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適度な満足の持続が夢を実現する秘訣

夢は大きくもつこと。そして夢を実現する秘訣は目標を小さく細分化して、夢までの道のりを明確化することです。目の前の等身大の目標を少しずつクリアーすることで、適度な満足感を持ちながら緩やかな斜面を登るように確実に夢に向かっていくことができるのです。

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 - 夢や目標の実現, 幸福論, 悩みの解決