【笑うかどには福来る!】笑いがストレス解消に絶大な効果あり
2023/05/04
「 笑うかどには福来る 」という有名な言葉が昔からありますが、笑うことが精神的にも肉体的にも良いということは、だれでもなんとなくは理解していると思います。しかし、笑いを意識的に人生に活用してる人はごく少数でしょう。
笑うことは、現代のストレス社会を生き抜く上での最良の友となります。今回はこの笑いのもつ絶大なストレス解消効果について紹介します。みなさん、この生きずらい世の中を笑い飛ばして生きていきましょう。
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目次
笑いは人間だけがもつ特別な機能なのです
笑いには特別な力がああります。その一つが癒し効果ですね。笑うと気分が楽しくなって心が安定します。だからテレビでもバラエティー番組が人気なのでしょうね。笑っている顔は誰でも幸せそうに見えます。
写真をとるにも笑顔がいちばん好まれます。また、笑いは人間関係にも大きな影響を与ええます。笑いによって相手との距離感を縮めることが出来るのです。それだけではなく場の空気を一つの笑いで一変させることもできます。
緊張感のある人間関係の空間で、ひとことのユーモアと笑いがみんなの心を一瞬にして一つにしてしまうマジックは誰でも経験したことがありますよね。
この素晴らしい「 笑い 」という行為が出来るのは地球上の動物の中でただひとつの種だけです。そう、私たち人間だけが持っているスペシャルな機能なのです。ところで「 人間だけがなぜ笑うのか 」という疑問に関してはいろいろ諸説がありありますが、いまだにはっきりした解答は出ていません。
私の見解ですが、人間ほど複雑な社会構造とコミュニケーション形態をもった生物はいません。その副作用で緊張と高ストレスの負荷を人間は受け続けなければなりませんでした。
こうした中で生き抜くには個人にとっても集団にとっても「 笑い 」という特別な潤滑油がどうして必要だったのでしょう。だから進化の過程で取り入れられたのではないでしょうか。つまり必然なのです。
ストレスを駆逐する驚くべき笑いの効果
さて、ここからはストレスに対する笑いの持つ驚くべき効果についてお話します。笑いの効果をまとめると下記のようになります。
<<驚くべき笑いの効果>>
- ストレスホルモンを抑制しストレスを減らす
- 副交感神経が優位になり心が安定する(リラックス効果)
- 脳が活性以下する
- 免疫力が高まる(がんへの抵抗力も高まる)
- 2型糖尿病患者の血糖値が減少する
- リウマチの痛みが減少する
人間はストレスを受けるとコルチゾールというストレスホルモンの分泌が増加します。そしてなんと「笑い」はこのコルチゾールの分泌を抑制します。これにより私たちをストレスから守ってくれるのです。
また、笑うことによってそれまで緊張した交感神経優位になった状態を一気に副交感神経優位にスイッチングしてくれます。これにより自律神経のバランスが良くなり、心も体もリラックスした安定状態になります。
さらに脳血流も良くなり、脳が活性され記憶力や集中力が高まります。ほんとに素晴らしい効果ですよね。精神的な効果だけでなく肉艇的健康にも大きな効果を期待できます。
人間にとって病気に対抗できる唯一最大の力が免疫力です。笑うことによって、がん細胞や細菌を攻撃するNK細胞が活性化され免疫力が高まります。これによりガンや他の病気に対する抵抗力が向上します。
このほかにも糖尿病の血糖値が下がったり、リウマチの痛みが緩和されるなどに肉体的にも精神的にも絶大な効果が期待できるのです。
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ストレスフルになる笑いの実践方法
さて、笑うことがいかに素晴らしい効果を生むか理解したところで、ここからは実践編です。ただ人生に笑いを取り入れましょうといっても、なかなか難しいものがあります。そこで私の考える効果的な実践法を紹介したいと思います。
テレビやビデオでお笑い系のエンターテインメントを見る
まずは一人でも簡単にできることで、継続しやすくしかも効果の高いものがいいですね。いきなり人との会話の中で笑いを入れろと言われてもハードルが高すぎます。実践は簡単なものほど長続きしますから。
まずは、笑い番組や落語、コメディー映画など好きなものを集めて、自分の部屋で見るのがお勧めです。とにかく人に笑わせてもらうのが一番です。しかもお笑いのプロが私たちを好きな時に笑わせてくれるのですよ。
いつでもツボに入るようなお気にいりのコメディアンやコメディー映画などがあれば、よりいいですね。少し気分が落ち込んだときや小さな悩みでくよくよしている時は、大好きなお笑いビデオを見るだけで、ネガティブが吹っ飛んじゃいますよね。
思い出し笑いをしてみる
なんと笑いの中で一番多いのは、思い出し笑いなのだそうです。これは意外ですよね。たぶん妄想(白昼夢)をしている時に無意識に笑っているのであまり認識してないせいかも知れません。
人間は、一日中なにかしら頭の中で考えています。そしてその多くは過去の記憶だったりします。嫌な記憶や苦しかった記憶はストレスになりますが、楽しかったことや面白かったことはストレスの抑制になります。
これは脳の訓練にもなります。特に認知症の予防に効果ありです。自分が思い出すことの出来る昔から記憶をたどり、面白かったことを思い出して思い出し笑いをします。
些細な記憶でもかまいません。例えば「 幼稚園の遠足の時に牛のフンの上に座ってしまった 」とかです。その時の情景を思い出し、思い出し笑いをしましょう。
でも途中で嫌な記憶がよぎってしまうこともあります。そんな時はスルーして次の記憶を手繰っていきましょう。この嫌な記憶をスルーする訓練はものすごく為になります。
これが簡単にできるようになれば人生の中で嫌なことがあっても、それに囚われず次のステップに移れる力が養われるからです。でも面白い記憶をたどろうとしても、嫌な記憶ばかり蘇ってしまう場合や嫌な記憶をスルーできない場合は、この訓練方法が現段階では向いていない可能性がありますので中止しましょう。
とにかく大声で笑ってみる
これは、笑う題材や記憶もなしに、とにかく大声で笑う方法です。一人で笑っても平気な環境(閉じりました部屋等)さえ整えばいつでもできます。これはいわゆる形から入る方法です。
面白から笑うのではなく、笑うから面白いのだという逆説的な原理からも来ています。実際にこれは「 笑うヨガ 」としても広く知られている方法です。
姿勢は自由ですが、しっかりと立って胸を張って大声で「ワッ ハッハッハッハッー 」と勢いよく笑い飛ばしてみましょう。笑った後は思いのほかスッキリしますよ。是非、試してみてくださいね。笑いはストレスを吹き飛ばす偉大なパワーがあります。あなたの人生に「笑い」を。
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