ホリエモン(堀江貴文氏)の「 本音で生きる 」を読んで驚いた!
2017/04/11
以前から興味のあった堀江貴文さんの著書「 本音で生きる 人生の終わりに後悔したって遅い 」を読みました。やはり、ネット時代の顔でもあるホリエモンだけのことはあると感銘を受けた次第です。
そしてこの本の感想は、ちゃんと残しておこうと思い、ブログに書き残すことにしました。堀江さんの行動力は、彼の正直で一貫性のある人生哲学から派生する確かなものです。その生き方は、私たちの心に素直に入ってきます。
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目次
本音で生きるにはどうしたらいいのか?
堀江さんは、誰もが本音で生きていくには、次の3つを大事にすることだと明確に語っています。
<本音で生きていくために必要な3つのこと>
1.言い訳しないこと
2.バランスをとろうとしなこと
3.自意識とプライドを捨てること
1.言い訳をしているうちは本音で生きれないし、思うように生きられない
堀江さんは著書で本音で生きるためにまず必要なことは「言い訳をしない」ということであると言っています。 堀江さんは自身のメルマガで相談をうけていますが、アドバイスをすると実行しない人はすぐに次のような言い訳をするそうです。
<実行しない言い訳>
1.お金がないから
2.時間がないから
3.才能がないから
4.やり方が分からない
これってよく聞く言い訳の定番ですよね。言い訳はやる気がない証明のようなもので、言い訳を言う人は本音で生きられないし、思うような結果は得られない人です。やる気があれば、あらゆる知恵を総動員して解決をしていくはずです。
お金がないなら、銀行から借りるとか、お金があまりかからない方法を考えるとか、アルバイトしてでも資金をためるとか、いくらでも行動できるはずです。時間がないなら時間をつくればいいのです。時間の効率化をはかって時間を作り出すとか、優先順位の低いタスクを省くとか色々考えられますよね。
「才能がない」という言い訳は、努力したくないということしか浮かびません。「 やり方が分からない 」に至っては、インターネットが普及した現代社会では考えられない言い訳です。検索して調べろよ! という話です。堀江さんも言い訳をするのは、結局、自分で現状維持を選択しているだけだと言っています。
出来ない理由を考え始めたらきりがありません。ようはやるか、やらないかの2者選択です。私の好きなアドラ―心理学の目的論で、「人間の全ての感情や行動は必ずある目的を達成するために生み出される。」とされています。アドラー心理学からすれば、「言い訳」はその行動を起こさせないとい目的が内在しているのです。
2.バランスをとろうとするから本音で生きられない
世間一般の常識では、あらゆる物事において、バランスをとろうとするのは、良いとされている。食生活もバランスが大切だし、ライフスタイルも仕事と家庭と趣味の時間などバランスよく配分している方が全てがうまくいくと思われている。しかし、堀江さんはバランスをとる必要などないという独自の理論を展開している。
バランスをとるということは、良いとこどりをしているに過ぎないし、やりたいことに集中すれば、必ずそれ以外の事の優先順位はさがる。ものごとに精通して大きく成長するには、それだけの集中と時間的投資は必須なのであるから、無理にバランスをとる必要はないという考えです。
そしてさらに、職場での人間関係や家族との人間関係を気にしていては、結局、バランスを考えることになるから、これらの人間関係には依存しない方がよいと語っています。
私は、この考えには少し偏りがあると思います。 確かに職場の人間関係などはさほど気にする必要はありませんが、家族に対しては責任がありますし、私にとっては家族の幸せを第一優先にしたいので、もし私のやりたいことが家族の犠牲をともなうのならきっぱりあきらめます。
この辺りは、個々の価値観の違いですよね。しかし、それを除けば、やりたいことに自分の情熱と時間を集中させることはとても大切だと感じています。
3.「自意識」とプライドを捨てないと本音で生きられない
人は世間体を気にします。自分が周りからどう思われているかを過剰に意識しがちである。堀江さんは人は自分が考えるほど、他人のことなど気にしていないと言います。極論を言えばたとえあなたが死んだとしても、1か月もすれば皆の記憶から忘れ去られて行くだろうと。しかし、それは特別なことではありません。当たり前のことなのです。だから世間体を気にすることは全くナンセンスなのです。
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最後に一言
社会のルールと最低限のマナーは守る必要はありますが、それさえ守れば世間の雑音など気にせず、好きなようにやりたいことをやって本音で生きるべきなのです。一度きりにの人生です。悔いのないように生きていきたいものですね。
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