物事を客観的に見るための5つの方法!【主観を捨てると幸せになる】
物事の真実が見えないのは主観で考えてしまうからです。 主観で考えるとどうしても、自分の立場や損得を無意識に考えるので、自分の都合の良いように事実を捻じ曲げてしまいます。
人間関係のトラブルでも問題の原因となっている事実は一つなのに、関係者はそれぞれの主観で話すので収まりがつきません。国会討論で与党と野党の討議が全く噛み合わないのも、朝まで生テレビが朝まで論じあっても結論が全くでないのも、全て主観で論じているからです。
すべての会議が問題解決のために自分の立場を超えて、客観的に論じ合うことができれば短い時間で、しかも納得のいく結論が導かれることでしょう。
それは個人の生き方にも言えます。もし私達が主観にとらわれずに客観的な目ですべての物事に対応したなら、ほとんどのトラブルから開放されて、幸福な人生を送れるに違いありません。
スポンサーリンク
目次
主観を捨てて、物事を客観的に見るための5つの方法
ここからは、筆者の考える主観を手放して客観的に生きるための5つの方法を紹介していきます。
先入観を持たない
物事を評価するのに先入観をもってしまうと、真実が見えなくなる恐れがあります。 友達から「〇〇さんは、実は〇〇なんだって!」とか聞かされると、
もう、その色眼鏡でしかその人が見れないなんてことがありますよね。 これは実に危険です。友達の噂は根も葉もない噂だったり、あるいはその人を貶めるための策略だったりすることもあります。
どんなネガティブな情報が入ってきても、自分の目と耳で客観的に判断することを忘れないようにしましょう。
事実だけに注目する
主観で物事を判断しないようにするには物事の事実だけに注目することです。 事実以外の情報はほとんどが誰かの主観から派生した情報です。
迷いとなる余分な情報は一旦切り捨て、まずはその事実だけに注目していきましょう。主観に毒されていない情報は、唯一あるがままの事実だけです。
主観を捨てて、事実だけを見ていけば物事に対して客観的な見解を得ることができます。
スポンサーリンク
自分で自分の価値判断しない
主観から離れるには、まず自分で自分の価値判断をしないことです。 自分で自分を評価すると必ず主観で自分を評価することになります。
そしてほとんどの場合に自分を歪曲化して判断してしまいます。 なぜなら判断材料としての過去のトラウマや体験の記憶によってバイアスがかかるからです。
そのような状態で物事を客観的に判断できるはずがありません。 自分で自分の価値判断をしないことです。
どうしても気になってしまう人は、ブッダの言葉を聞いてみましょう。
ブッダは、お弟子さんに
尊い価値があるのだ!
とおっしゃっています。 だからもうこれ以上評価する必要はないでしょう。
客観力を磨くために「生活実況中継」をする
主観から離れて客観力を磨く方法として、とてもシンプルでわかりやすい修行法があります。それが「生活実況中継」です。 これはとにかく生活の一部終始をアナウンサーになったつもりで実況中継していきます。
例えば
’箸を持ちます。 お椀もちます。 ご飯を口に運びます。食べています。。。。
’お皿を持ちます。スポンジで洗い落とします。 すすぎます。 置きます。。。
上記のように、現在の事実だけを実況中継して行くことによって、余分な主観をシャットアウトして冷静でクリアーな意識状態になります。
この実況中継を暇な時を利用して、訓練するようにすれば自然と客観的な思考が身についてきます。
突然ですが今日のどこかのTVで、松岡修造さんが冷静になるための方法として、自分を実況中継するという方法を紹介していました。 さすが松岡修造さんですね。
自分を見つめるもうひとりの自分を意識する
客観的な視野を身につけるために、自分の視点を変えるという方法も有効です。具体的には自分を見つめるもうひとりの自分がいて、そのもうひとりの自分から自分を見つめているところを想像します。
これはあくまでもイメージを使います。 できるだけ映像に浮かべるようにしてトライしてみましょう。自分の外側から自分を見るという視点を想像するこことで、主観から離れ客観的な視野に立つことができます。
スポンサーリンク
主観は色眼鏡
私達の不幸の原因は主観にあります。 主観はあらゆる真実を歪めます。それが誤解や誤った思考を生んで不幸になるのです。真実が無色透明のガラスなら、主観は赤、青、黄色、黒などあらゆるカラーの色眼鏡といっていいでしょう。
それぞれの色眼鏡を通して見ることによって、あらゆる真実が歪曲化されます。主観を捨てることは、色眼鏡を外して真実を見るということです。
スポンサーリンク