「どうせ死ぬんだから」という考え方は人を幸せにするか?
「どうせ死ぬんだから 」という言葉にはひとを救う力があります。しかし、この言葉には人をくだらない悩みから解放する力と、また逆に無気力にする力もそなわっていると筆者は考えます。
今回はこの「どうせ死ぬんだから 」という言葉を深く掘り下げて、人生に活用する方法を考えていきたいと思います。
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「どうせ死ぬんだ 」と考えると楽天的になれる
どんなに苦しくても、どんなにネガティブな感情に支配されてもこの言葉を唱えると心が楽になります。人間にはいつか必ず死が訪れます。これはなんとも逃れることはできない定めです。
諸行無常、長寿を全うしても80年から90年、突然死や交通事故で明日にも死ぬ可能性もあるのです。そんな状況にあるのに日常生活で生じる小さな悩みや問題を議論しても、それは、ただただ小さなことであって馬鹿げています。
この「どうせ死ぬんだ 」という言葉は、私たちの日常に発生する馬鹿げたつまらない、どうにもならない悩みを解決し、心を楽天的にしてくれる言霊の力があるのです。
「どうせ死ぬんだ 」という言葉は、人を快楽的、惰性的にさせる力もある
この言葉は、人を楽天的にさせる方法としては強力な言葉ですが、その一方で人を快楽的、惰性的にさせてしまう力もあります。
生きているうちに適当に遊んで楽をして、
苦しいことはできるだけ避けて生きればいいや。
多少悪いことをしても、死んでしまえばチャラだから。
こういう考え方に陥りかねません。 このようにプラスにもマイナスにも捉えることができてしまうのです。おそらくその原因は、その人の性格や置かれている状況によって都合よく解釈するからに違いありません。
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「どうせ死ぬんだ 」という言葉をポジティブに使用する方法とは
この魔法の言葉を人生においてポジティブに利用するには、 自分の置かれている状況によってその解釈を意識的に切り替えることです。
どうせ死ぬんだから、
そんな小さな悩みや苦しみにかまけていても仕方がない。
と意識的に考えるようにします。
そして、ポジティブに人生に立ち向かおうとしている時は、
生きているうちに、この瞬間瞬間に、
真剣に立ち向かおう、
夢や目標に立ち向かおう。
と意識的に考えるのです。
このように使い分けをしてこの言葉を使えば、常にあなたを楽天的でかつ前向きにさせてくれる魔法の言葉になるはずです。
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