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【占いを信じる心理】信じやすい人の5つの特徴とは?

   

あなたは占いを信じますか。 血液型占いや星座占いなど多くの占いが私たちの身近に存在しています。そしてたくさんの人が占いに引き込まれています。

しかし、占いには科学的な根拠はありません。 占いを楽しむ分には良いですが、人生の重要な決断までを占いに頼るというのは危険です。 今回は、占いを信じる心理、信じやすい人の特徴について考えたいと思います。

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昔から衰えない日本の占いブーム

昔から占いの人気はずっと衰えを知りません。書籍やネット、テレビなどのメディアでの占いコーナーはいつでも人気を博しています。 それだけ人は、いつも未来を不安に感じつつ生きている証拠なのかもしれません。

しかし、占いを趣味として楽しむのであれば問題ありませんが、自分にとっての人生の重大な決断を占いに頼るというのは危ないですよね。

よく有名な政治家や大企業の経営者と占い師の関係が取り沙汰されたりしていますが、日本の将来に影響を与えるような人たちが重要の決断を占いに頼っているなんて、想像するだけで怖い話です。

政党間の派閥抗争や重要な外交安全保障の政治的決断などは、一歩間違えば国を滅ぼしかねません。せめて日本や世界のリーダーたちには占いなど頼りにしないでほしいですね。しかし、なぜ占いはそこまで多くの人たちを魅了するのでしょう。

占いには人を信じさせてしまう特別なトリックが存在した

人は常に未来に不安を感じて生きています。そしていつも未来を知りたいという欲求に駆られています。そんなを心の隙間に占いが入り込むのです 。

またもう1つの要因は、占いが当たると思わせる、 錯覚させるテクニックが存在することです。 その効果によって実際 多くの人が占いは当たると信じています 。

このテクニックは心理学で言うところのバーナム効果といわれるものです。バーナム効果とは誰にでも当てはまるような曖昧な表現で、あたかも占いが当たっているように感じさせる効果です。

例えば、

占い師: 「あなたは実は 〇〇 なところがありますよね。」
お客さん: 「うわーすごい当たってる 」

こんな場面をよく見かけますよね。
本人は当てられて驚いているようすですが、実際は〇〇の部分は誰でも当てはまる曖昧な表現を使うわけです 。

 

バーナム効果(バーナムこうか、英: Barnum effect)とは、
誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、
自分だけに当てはまる性格なものだと捉えてしまう心理学の現象。
----- Wikipedia 

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占いを信じやすい人の5つの特徴

占いはバーナム効果という心理的カラクリを使って信じこみやすくなりますが、占いを信じない人もたくさんいます。やはりそこには占いを信じやすい性格的特徴というものが存在します。その5つの特徴を紹介していきましょう。

1.自分に自信がない。

占いを信じやすい人は自分に自信がない人が多いです。 自分に軸となる考え方や信念がないために自分自身に信頼がおけないのです。 その結果として様々な占いに頼るという行動が起こるわけです。

2. 自分で決断できない 。

占いを信じやすい人は、 自分としての価値感や価値基準、評価基準などが確立されていないがために、自分で決断できない傾向があります。そのために占いに頼ってしまうのです。

3. 自立していない。

人は社会で自立して生きなければなりません。結局のところ最後は自分1人です。自分自身を頼りに生きるのが正しい判断と言えましょう。 占いを信じる人たちはこの自立心が乏しいのではないでしょうか。

4. 人を疑わない純粋な人

占いを信じやすい人の中には疑うことを知らない純粋な人もいます。これはある意味、 素晴らしい性格的要素ですが 度が過ぎれば人間不信に陥ったり、詐欺にあったりすることも考えられます。

5.依存性が強い。

最近とかく話題になっている依存症ですが、ある意味占いにはまってる人は占い依存症といえることができます。
何かに依存したいという無意識的渇望が占いを惹きつけるのかもしれません。

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占いに逃げないで、自分に向き合おう。

やはり占いは、遊びや趣味として関心を持つのは決して悪いことではありませんが、 本気で占いにハマる事は自分の人生に向き合わないで、占いに逃げているとしか思えません。

やはり私たちが本当に信頼できるものは自分自身そのものなのです。 占いに頼らず、もっと自分自身を信頼して自分の思ったことや、やりたいことをやっていきましょう。

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