kazuosite☆心理学から学ぶ人生のいろはにほへと

心理学は心の働きを分析する科学です。私たちの幸福も心の働きによって決まります。このサイトでは人生を楽しく幸せに生きるためのヒントになる心理学や哲学等の自己実現をテーマにお話しを紹介していきますね。

【自分のみ変えることが出来る!】過去と他人は変えられない

      2017/04/11

仕事や家庭での人間関係で問題があった時、解決するには自分か相手か、どちらかが変わるしか解決する道はありません。しかし、多くの人は自分は変わろうとせず、相手に変わってもらおうとします。しかし、たとえ自分が悪くなくても、相手を非難すれば、相手はかたくなに拒み、さらに関係が悪化することになります。さて、どうしたらよいのでしょう。

スポンサーリンク


変えることが出来るのは自分だけ、過去と他人は変えられない

過去と他人は変えられない。
しかし、今ここから始まる未来と自分は変えられる。
-- エリック・バーン博士(精神科医:カナダ出身) --

この言葉は交流分析を提唱したことで有名なエリック・バーン博士の言葉です。心に刺さるいい言葉で感銘を受けます。多くの人は、問題が発生すると自分が変わることを拒んで、他人を変えようと躍起になります。しかし、その努力に膨大なエネルギーを注いでもほとんどの場合、失敗に終わります。元来、人は変わることを嫌がる性質が備わっているのです。

しかも、人から非難され、注意されて変わるのは誰でも嫌がるでしょう。この世で最も変えられないものは「 過去 」と「 他人 」です。過去は過ぎ去ったもの、時間の概念を作った人間だけのイメージの世界です。現実には存在しません。人間以外の動物には過去は存在しないのです。あるのは今の瞬間のみです。存在しないもの絶対変えられません。

他人を変えることは、絶対不可能とは言えません。私利私欲を捨てて、その人の事だけをのために、精神誠意を尽くせば気持ちが通じるかも知れません。つまり現実的には不可能と考えた方が合理的ということです。

スポンサーリンク


人間関係の問題は、自分を変えることで解決する

知恵ある人は、不可能なことに膨大で無駄なエネルギーを消費することはしません。可能なこと、できることに集中します。つまり自分が変わる事を選びます。

知恵のない人は、自分の過去を呪い、自分のことは棚に上げて他人の悪口ばかりに固執します。そして同情ばかり求めて、自らは何も行動を起こさないのです。耳の痛い話ですよね。是非、みんなで知恵ある人を目指しましょう。

スポンサーリンク

 - 人間関係, 性格