ザ ブルーハーツの『ドブネズミの詩』が凄すぎる! BLUE HEARTSの幸福論
ザ・ブルーハーツは、1985年に結成され、1987年に「リンダリンダ」でメジャーデビューした日本のパンクロックバンドです。(1995年に解散)
ザ・ブルーハーツの楽曲は、分かりやすい曲調でしかもオリジナリティあふれる楽曲で多くのファンを獲得しました。
しかし、もっとも注目すべきはその歌詞で、なんとNHK「人間講座」の「言葉の力・詩の力」の中で、その文学性が高く評価された程です。
そのブルーハーツの書いた名言集ともいうべき『ドブネズミの詩』が凄すぎるんです。その中でも筆者がもっとも感動した名言を今日は紹介します。
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幸せを感じることのできる心を手に入れる
幸せを感じることのできる心を
手に入れるんじゃ。
ーー 『ドブネズミの詩』角川書店 --
この名言は、ほんとに凄いです。 こんなにシンプルで分かりやすい言葉で、哲学や宗教で説いている幸福の本質をついています。
この短い3行のなかに、深遠な人間の幸福論のすべてが詰まっているといっても過言ではありません。
まず1行目の「幸せを手に入れるんじゃない。」という言葉で、幸福はお金や地位や名誉などの自分の外側にはあるものでないこと、またそれを求める愚かさを説いています。
そして、2~3行目の「幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ。」では、幸福は自分の中にあるものであり、ただし、それを感じ取ることが出来る心を育てる必要があることを説いています。
それではここで、筆者がこの名言から感じた幸福論のエッセンスを上げてみましょう。
2.つまり自分の外側には幸せはない。
3.自分の外側に幸せを求めるのは愚かな行為である。
4.幸せは自分の内側(心)に存在する。
5.しかし、それを感じる心を育てなければ、幸せを感じることができない。
6.つまり、幸せは自分の心の決めることなのだ。
楽しいことがしたいなら、楽はしちゃだめだ
楽しいことがしたいなら、楽はしちゃダメだと思うよ。
ーー 『ドブネズミの詩』角川書店 --
これもまた、深い名言ですね。
よく「自分の好きなことを仕事に出来ている人は楽しそうでうらやましい」という人がいます。
たしかに楽しいと感じながら仕事ができる人は幸せだと思います。しかし、どんなことでも楽しいと感じるまでに、相当の努力が必要です。
何事も頑張って一流になるから楽しいのです。 一流になるまで頑張らないから苦しいのです。楽して楽しいことをするのは堕落でしかありません。 何事も努力と成長があってこそ楽しいのです。
スポーツ選手でも芸能人でも、好きな事で生き残っていくには裏で血のにじむような努力をしているのです。
深い楽しみは、努力のバックアップなくしてなり立ちません。
-- 筆者名言 --
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最期にひと言
今、毎日がつまらない楽しくないと感じている人はたくさんいると思います。人生はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
まずは、自分のやりたいこと好きな事を見つけて、とことん追求してみることです。 とにかく一流と思えるまで努力しないと楽しくならないし、それで食べていくことはできません。
嫌々ながらの努力は苦痛でしかありませんが、興味をもって夢中になれば努力そのものも楽しみになります。とにかく、行動を始めることです。
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