幸せになるために自分の言葉をコントロールする!ブッダの知恵
2017/04/11
言語を使えるのは人間だけです。言葉が発達したからこそ人間は複雑なコミュニケーションが可能になり、高度な文明が発達したのです。
政治も経済も、芸能も会社の仕事も言葉によって進行するのです。もちろん私たちの幸福も苦しみも言葉から生まれるのです。この言葉の大切さをすでに2500年前に説いていたのがブッダでした。
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言葉をコントロールする大切さ
ブッダは、常日ごろから言葉の大切さを説いておられたそうです。言葉を慎み、心がけて良い言葉を口にするように言っておられました。もちろん口に出すだけでなく、実行をともなわなければならないとも戒めています。
多く語らんとも
もし行い伴わざれば
怠るものと言われん」
つまり有言実行ということですね。
でも、もし実行が伴わなければ・・・・
自分の言ったのと異なった行いをなす人も地獄に落ちる。
この両者は死後等しくなる」
実行が伴わなければ、嘘つきと同じで地獄に落ちるとは、かなり手厳しいですね。でもそれ程に発する言葉には気をつけなさいということなのでしょう。
悪口を言わない、よい言葉を口にする
ブッダは悪口を言ってはいけない。人には良い言葉をかけなさい何回も言っています。例え話として、人が生れるときには口の中に斧が生じて、人が悪口を言うとその斧によって自分自身が切られるというのです。
そして言葉を慎んで、良いことを言うようにコントロールすれば、悩みから解放され周りから尊敬され、信頼され幸せになれるのです。
悪口やネガティブな言葉は人を不幸にする。
他人の過失や失敗を責めたくなるのは自分に自信がないからです。いわば劣等感の裏返しです。他人の方が自分よりも不幸ならば、自分の方がまだましだと思って安心したいのです。すごくセコイ考えなのです。
ブッダ曰く、聖者は悪い言葉を発しない、愚かなものだけが悪い言葉を発するのであると。
これこそ実によく説かれた言葉なのである 」
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最後にひと言
他人への悪口は、良くないのは分かりやすいですが、私が最もいけないと思うのは自分への悪口です。自分の最大の味方は、自分であるべきです。しかし、多くの人が自分を嫌い自分自身が最大の敵となっています。
こんな不幸なことはりません。まずは自分に対して、悪口やネガティブな言葉を発するのをやめましょう。そこがスタートです。
参考書籍
心がスーッとするブッダの思考術
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