恋と愛の決定的な違いとは?ごごナマの美輪明宏さんの言葉に感動!
7月20日、NHK総合テレビのごごナマに出演した美輪明宏さんが恋と愛の違いについて語られていました。その言葉があまりに端的かつ明快で感動しました。今回は恋愛と純粋な愛情の決定的な違いについて、美輪さんの言葉とともに自分の感想を述べていきたいと思います。
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美輪明宏さんが語る恋と愛の違いとは(ごごナマでのトークより)
番組のトークの中で美輪さんは愛と恋がまったく別物であることを明快に語ってくれました。 そして愛の本質を表している歌として、ご自身でも歌っているエディット・ピアフの「愛の讃歌」を例として取り上げていました。
愛の讃歌は越路吹雪さんが歌う歌詞が有名ですが、これは歌詞を変えているのであくまでも元のエディット・ピアフの「愛の讃歌」を参考にしてくださいとのことです。
この愛の讃歌の詩は、自分本意ではなく、相手本位の愛を過激に表現しています。自分が相手に要求する愛ではなく、あくまでも相手のために尽くす愛です。印象的な詩のいくつかを抜粋をしてみましょう。
あなたが求めるなら、
私は月にだって行く
私は大金も盗んで見せる。
あなたが望むなら
人に笑われようと
私は何でもする。
このような「あなたのためなら何でもする」的な表現が歌詞中に詰め込まれています。少々過激な詩ではありますが、美輪さんが語っていたのは、恋愛は相手に要求する自分本位のものだが、愛は『自分の欲求を相手に求めないで、相手のために無償で尽くす』という相手本位のものであるということです。
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恋愛と愛の本質的な違いとは(筆者の考え)
恋愛の原動力は本能です。自分の遺伝子を未来に残していこうとする利己的なエネルギーです。ですから恋愛が自分本位になるのはある意味仕方がないとも言えます。
今、芸能界を賑わしてる夫婦の不倫問題などは、いつになっても自分本意の恋愛感情が抜けないままの状態にあるからではないでしょうか。
ほんとうの愛は、夫婦として長年連れ添って性的な魅力や外見が衰えても、そんなものには関係なく伴侶として家族として大切に感じる心ではないでしょうか。
つまり、欲や本能を除外しても相手を大切に思うことができるかということです。これは無償の愛です。恋愛からスタートして、お互いの愛を無償の愛まで育てていくことが重要です。そうすることで恋愛や不倫問題のトラブルは皆無になるでしょう。
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