(逆転力_感想3)hkt48指原莉乃さんから学ぶ指原流コミュニーケーション術!
今回はHKT48 指原莉乃さんの名著、「逆転力~ピンチをまて」の中から、指原さんの指原流コミュニーケーション術!について紹介していきたいと思います。
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目次
<対人関係に必要なものは、度胸と客観視>指原流コミュニーケーション術
指原さんは、よく家族や周りの人から「客観視してるよね」といわれるそうです。そしてそれは自分でも自覚しているそうです。例えば家族と話している時も、どう話したら自分も家族も楽しくなるか考えていたり、コンサートの時は、どう動いたらモニターにたくさん映るのかとか、常に計算高く考えていたそうです。
指原さんのコミュニーケーション術の根幹は、自分ひとりだけの力や発信力はとても小さいという考えが前提にあって、だからこそ自分を客観視して、計算高く立ち回る必要があると考えています。そのうえで、周りを巻き込んで大きな力に変えていくことが、「逆転力」の秘訣だと話しています。
客観視できないと痛い人になる
客観視できないと、いわゆる「空気を読めない」、「流れを読めない」人になってしまう恐れがあります。これは、人間関係においては致命的ですよね。だからこそ客観視できる力はコミュニケーションには重要になります。
空気を読むなどの、客観視の力はネットで鍛えられることができると、指原さんは言っています。例えば2ちゃんの掲示板に何か盛り上がりそうなテーマが投下されると、いろんな人のコメントがリアルタイムで次々と書き込まれて行きます。
そして掲示板の会話が最高に盛り上がっているときに、「○○ちゃんが好きです。こういうところが可愛いと思います」みたいな、その場の流れに関係ない書き込みをする人が現れると、ひどく悪目立ちするそうです。
「おめー。空気読めよ」って感じになる。するとあたかも、そんなコメントはなかったのように孤立する。指原さんは、そんなポツーンとしてしまうコメントをたくさん見てきたので、自分の意見を言う前に全体の空気を読むクセがついたのだそうです。指原さんいわく、客観視ができないと「痛い人」になってしまうと。
好感度を貯金する(挨拶は超大切)
また、指原さんは人間関係においての「挨拶の重要性」を特に強調しています。とにかく先手必勝で、もれなくまんべんなく挨拶は徹底してするそうです。
大きなコンサートの時などは、はじめて合うスタッフさんもたくさんいるので、コンサートが終わると各部屋に顔を出して「ありがとうございます」と挨拶回りを必ずするそうです。
そして最後に必ず、開けてないドアはないか? 全員に挨拶できたか? と脳内でチェックするそうです。すごい徹底ぶりですよね。いかに指原さんが挨拶を重要視しているか分かるエピソードです。
たしかに社会では「挨拶」はコミュニケーションの基本の基ですが、なかなかそこまで徹底できませんよね。つい億劫になったり、相手がしなかったらいいやとか、思ってしまいがちです。
特に芸能界は「挨拶に始まり挨拶に終わる」感がすごいですね。タレントは関係者やスタッフさんとの信頼関係で成り立っているようなものですから、挨拶や礼儀がしっかりできない人はそれだけで、ダメ印を押されてしまいます。
指原さんがAKBの絶対的王者に君臨し、アイドルだけでなくバラエティーやMCなどで大活躍できているのは、「挨拶」というコミュニケーションの基本をここまで徹底しているところにあるのかも知れません。
また、指原さんは持ち前の客観力で、挨拶を別の視点から捉えています。それは次のような視点です。
これはなかなか秀逸な捉え方で、指原さんならではの感覚で関心します。つまり、挨拶することによって「自分の好感度」を貯金するように貯めているんだという感覚です。
お金を貯金するように、挨拶するたびに自分の好感度を貯めているんだと思えば楽しいし、時には億劫とも思える挨拶も楽しくできるというものです。素晴らしい発想ですね。
しかも、この「好感度貯金」は使えるんですね。人間だれしもいつでも機嫌のいい状態でいられるわけではありません。すごく疲れていたり、心がいっぱいいっぱいな時もあります。そんな時に、つい不機嫌な態度をとったり、イライラした態度をとってしまうと印象が悪くなってしまいます。
でも、そんな時こそ「好感度貯金」があれば大丈夫。
で収まってしまうそうです。
もし、好感度貯金がなかったら、「感じ悪い奴だなー」と烙印を押されところでしょう。なるほど、挨拶は保険のような力もあるんですね。
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指原流コミュニーケーション術のまとめ
今回は、私がとくに感心した「客観視」と「挨拶」について書いてきました。しかし、書ききれないこともあるので、筆者の印象もも含めてまとめてみます。
<指原流コミュニーケーション術のまとめ>
1.対人関係には客観視(客観力)が不可欠である。
2.客観視ができない人は、空気が読めない人であり、「痛い人」である。
3.コミュニケーションの基盤になるのは、徹底した「挨拶」である。
4.挨拶は「好感度貯金」であり、自分の好感度を保つ保険でもある。
5.企画書は2度出す(1度断られたら反論せず、時間をおいて改善案を出す)
6.人と話している時は絶対に目をそらさない。
7.弱音を吐く時は、相手が引かない程度で収めておく。
8.凄く偉い人にはフランクに、ちょっと偉い人には丁寧に接する。
9.悩み相談はほとんど聞くだけで終わり。
10.むやみに腰を低くしない(意識的に距離を置く)
11.怒るためにも自分はちゃんとする(自分もできないのに人に怒れない)
12.余計なことに首を突っ込まない。
13.先輩からの「借り」を後輩へ返す。
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最後にひと言
指原さんのコミュニケーション術で、いちばんのキーワードはやはり「客観視」でしょう。さっしーの今があるのは、周りを客観的に見る力、自分を客観的に見る力がベースにあったからだと思います。
そのベースがあるからこそ、指原さんのもつ戦略や智慧が生きてくるのでしょう。この記事を読んだあなたも、さっしーのように客観視の力を見直してみましょう。
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