競争社会を生き抜くための三大禁句【自己愛が強い人が陥る甘えの罠】
野球解説者の野村克也氏は自著 (野村のサトリ)の中で、自己愛による人間の甘えの構造について鋭い指摘をしている。今回はこの著作から1部を抜粋して感想を述べていきたいと思います 。
スポンサーリンク
人は自己愛によって縛られている
野村氏は著書の中で次のような言葉を残している。
自分が可愛いと思う感情に抗える人は少ない。
------ 野村の悟り(野村克也)より
野村氏は、何かと理由をつけて努力することを諦めてしまう人は、自己愛に基づいた「甘え」であると指摘しています。 強いライバルを見てあの人にはかなわないとか、何かをやろうとしても自分には才能が無いとあきらめてしまう人は、自己愛に縛り付けられた甘えだというのです。
確かに多くの人は努力をしなければいけない時に、何かとできない理由をつけて行動を起こさない人たちが多いですよね。 これが野村氏の指摘のように甘えであることは薄々感じていても、適当な理由をつけてそこから逃げているのかもしれません。
野村氏はこの状況から脱するには3つのキーワードを封じ込めることによって可能になるとしています 。
競争社会に勝ち抜くための 3大禁句
この厳しい競争社会を勝ち抜いていくためには、甘えから脱して努力の人になる必要があります。 そしてその方法として野村氏は次の3つのキーワードを口にしない、つまり禁句にするという方法を提唱しています。
それは 、満足、妥協、限定の3大禁句です。
妥協・・・妥協したら中途半端なものになってしまいます。
限定・・・限定したら小さな範囲にとどまり、大きな飛躍はありません。
つまりこの3つのキーワードは現状維持どころか、自分の心を後退させてしまう恐ろしいネガティブワードなのです。
スポンサーリンク
3つのキーワードを常に自分に質問することで、弱い心をチェックする
あなたは現状に満足していませんか?
質問2
あなたは妥協することで挑戦から逃げていませんか?
質問3
あなたの視線は限定された範囲に留まっていませんか?
上記の3つの質問を自分に対して問いただし、自己愛による甘えの構造から抜け出して成長し続ける自分を見出していきましょう。
スポンサーリンク